学力は簡単なたし算

去年から中学生のやる気の無さが目立ってきていますが、今年も同じようにやる気が低すぎます。

 

学力を上げるには、単純に勉強量(演習量)です。わかりやすい授業ではありません。

たしかに、おもしろかったり、わかりやすかったりする授業は興味も出てきますし、頭に入ってくると思います。それはそれですばらしい。

 

しかし!

わかりやすい授業を受けただけで成績が上がったら誰も苦労しないんですよ。

 

有名講師の予備校に行ったって、自分がやらなければ学力はあがらない。

 

今年の中3は、高い目標を上げるわりには勉強しません。

 

以前、高3の生徒が夏に塾に来て、半年で偏差値を10以上上げた生徒がいました。

塾の授業は週6日で、学校外で1日7時間、土日は10時間ぐらい勉強していました。

それでも塾長の要求には届いていませんので、目標の学力には届きませんでした。

 

塾長の言う勉強時間は伊達じゃないということです。

 

いろいろな事情はあると思いますが、塾長が言うような勉強量がこなせないのなら、学力は自分が思っているようには上がらないのです。

 

コロナの影響もあるでしょう。

ならば、目標にとどかないこともコロナのせいにしますか?

 

一部、部活も長引いていますが、部活を理由に勉強から逃げてはいけません。

 

「一流とは一つの流れ」

部活をやるならそれも結構。しかし、失敗したときの責任は全部自分です。

 

「痛み無くして成果なし」

目標が高ければ高いほど、痛みも強いものになっていきます。

塾長は高校受験のときに、偏差値を20ちょっと上げました。それは、休日1日15時間、学校がある日は午前1時まで勉強という、今の時代にはおススメできないような勉強時間です。

 

みなさんにとっての壁は大して高くないのです。

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今日も昨日と同じか

久しぶりの稽古でおどろいたことがある。

 

もう半年近く中学校の剣道部に顔を出していなかったが、しばらく見ない間にいろいろな変化があって新鮮だった。

すごく背の小さかった1年生が、9センチも身長が伸びていて驚いた。

『お前が部長か!』っていうやつが部長になっていて驚いた。でも、よかったかもしれない。

他にも、新入部員が2人しか入っていなかったり、一人辞(や)めていたりしていたことにも驚いた。

 

部活は夏休みに大きく成長するものだが、今年の夏はあまり期待できない。

指導者にとっても、生徒にとってもつらい1年になりそうだ。

 

部活も勉強も中途半端でやる気が出ないのは理解できる。

そこから楽しみを見出して切り抜けることができれば、この先もやっていけるだろう

 

お前が休んでるとき、俺は練習してる。

お前が寝てるときも、俺は練習してる。

お前が練習してるとき、もちろん俺も練習してる

      フロイド・メイウェザー・ジュニア(プロボクシング5階級王者)