元気をもらう

『元気をもらう』

この言葉が使われ始めてからずいぶん経ちますが、実は違和感を覚える方も多いのではないでしょうか。

『勇気をもらう』
なども使われていますね。

いつぞやマスコミが使い始めた(どこかから取ってきたのか)と思われますが、どこが発祥なのでしょうね。

屁理屈を申し上げると、『元気』は物ではありませんので、
「あげる」
「もらう」
ということはできません。

『元気づけられる』
という言葉なら昔から聞いたことはあります。
私はこちらの方が違和感ありません。
もうおなじみの言葉となっているので強く否定はしませんが、いつまで経っても違和感は消えません。
擬物化とでも言うのでしょうか、間違ってはいないのかな?

ついでに思い出したのが
『紅葉狩り』

獣を狩るわけでもないのに狩るのかな?
と思いきや、こちらは『~もらう』よりも歴史は格段に古く、平安時代から使われている言葉だそうで定着率は日本語として問題無いのでしょう。

言葉は時代とともに変わっていくものなので一概に悪いとはいえませんが、思っている事を綴ってみました。

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