「梶原塾塾長録」カテゴリーアーカイブ

かじ通7月号 高1ギャップ

ずいぶん前のジークの塾長との対談で、高1ギャップという言葉が出てきました。

 

高1ギャップとは、中学とくらべて勉強が急に難しくなってついていけなくなることです。

 

神奈川県では特に、一部の地域の中学生の学力が低く、学力に見合っていない高校に入学してしまうケースが見受(みう)けられます。

いつも話すことですが、塾長が見たケースでは、偏差値(へんさち)50ぐらいで内申オール5の生徒を見たことがあります。その生徒の志望校は湘南高校。当然不合格です。

また、内申平均3.5ぐらいで偏差値65の生徒も見たことがあります。

本当にくだらない成績の付け方です。

 

ですので、成績が低いからと言って落ち込むことなどありません。

 

 

話を高1ギャップにもどしますが、高校生の勉強は、数学を例でいうと、最初は中学生の復習みたいなことをやりますが、急に発展しはじめて難しくなります。(高校にもよりますが)

 

当たり前の話ですが、勉強は基礎をだんだん発展させていっています。中学校よりも難しいのは当たり前です。今までと同じ勉強時間で大丈夫なはずが無いのです。

 

塾では、中学まではあまり予習をしませんでした。しかし高校では予習しないと授業についていけません。中学まではボートにエンジンがついていて勝手に進んでくれますが、高校からはエンジンなんて無くて、止まってたらテストで0点なんて簡単に取れます

 

 

しかし、ここが中学と違うところ。高校は中学よりも成績が取りやすいです。(高校にもよりますが)

1年間ずっとテストで10点未満の生徒がいましたが、ずっと3を維持していました。不思議!

 

 

高校生には、全ての教科を頑張れとは言いません。しかし、学校では全ての教科(副教科も)を頑張れと指導します。それは学校だから言わないといけない事ですので仕方ありません。

 

でも現実はなかなか難しい。部活をやっていたらなおさらです。

 

理想と現実をしっかり見つめてください。塾は現実しか言いません。

 

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

6月25日、神奈川県立武道館で開かれた神奈川県居合道大会に出場してきた。

先月の新潟大会に続いての出場だが、また一回戦で負けてしまった。

負け続けるというやる気のなくなる話だが、自分の努力が足らないだけのことだと思ってこれからも頑張ろうと思う。

 

今回の大会は、大会運営係になっていて、仕事の方が多かった。周りを見ていると、若い五段が働かされているように見えた。

大会が盛り上がってくれればと思うが、なんだかおもしろくない大会になってしまった。

 

7月は全国大会に出場する選考会(せんこうかい)があるが、結果がわかっているような選考に申し込むのは気が重くなってしまう。

 

能楽(のうがく)のえらい先生が、一つの事を長く続けるコツを言っていた。

『やる気と根気と少々の惰性(だせい)だ』と。

 

五ツある くせをばひとつ 直しつつ

あとの四ツをば しだいしだいに

(竹内流捕手腰廻小具足)

 

 

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かじ通6月号 国語はむずかしい

みなさんが入塾するときに、塾長はいつも国語の指導は難しいと言っています。

理由は、『教えるのに時間がかかるから』です。

国語の問題集の解答はあまり役に立ちません。解説が間違っていることがあるからです。
(実際、年に何回か問題を作っている会社に問い合わせて答えを直してもらったり、討論になったりすることがあります。)
そうすると、解説するのは塾長になります。
だから塾長が直接教える必要があって、教えるのに時間がかかります。

 

国語を勉強するには1時間や2時間ではどうすることもできないことがあります。
大学受験では、国語の問題を解くだけで90分かかります。
そこから解説を始めると2時間は最低かかります。
塾で国語を勉強するには、かなりの授業数が必要になってしまうわけです。
じゃあ国語はどうすればいいのか。

塾長も長い間考えてますが、良い答えが出ません。

塾長は国語が得意なので、本当は国語を教えたいです。
今までどうしていたかというと、受験生には土曜日に国語を教えていました。
1回あたり4時間ぐらいかけて国語を勉強します。
そうすると、国語のコツが分かってくるときがあります。

国語を自分で勉強するにはどうすればいいか。
1. 多くの問題を解く
2. 役に立つかどうか分からない解説でも見てみる。
3. なぜ間違えたかを考える

どの教科にも共通していることですが、じっくり納得のいくまで考えることが国語を理解するコツです。

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

5月28日、新潟県で開かれた東北居合道大会に出場してきた。

居合の試合は形のうつくしさで勝負するが、300km離れた新潟まで行って初戦敗退だった。

ビデオを見ても、対戦相手に負けてるとは全く思わなかったが、居合の試合は不透明なので気にしない方が良いだろう。これからも稽古するだけだ。

 

おどろいたことがあり、五段の試合は60人ぐらいだけれども神奈川県から塾長を含めて7名ほどいたことだった。顔なじみがたくさんいたことで、自分が今まで頑張っていなかったことを思い知った。上には上がいるってことだ。

また、静岡県で開かれる水鴎流古伝居合道大会にも来ていた岐阜県の知人にも会った。

みんなよくもこんな遠くまで来るもんだなぁと感心した。

 

27日にくぬぎ台小の運動会があり、後片付けを手伝ってから車を運転して行った。

自動運転の車がほしいと思った。

 

晴れてよし 曇りてもよし 富士の山

もとの姿は 変わらざりけり

(山岡鉄舟)

 

 

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かじ通5月号 役に立つ勉強

いつも言っていることですが、勉強は役に立つからするわけではありません。
役に立つから勉強しろとは言われていないはずです。
成績はみなさんの努力を測る物さしであって、大して意味なんてありません。
その物さしでは測れないものはたくさんあります。

塾長は成績を気にしていません。努力できるかどうかを気にしています。

でも、役に立つ勉強もあります。塾長の経験で以下にまとめてみました。

『国語』漢字は役に立ちそうですよね。実際、大人になっても役に立ちました。
文法は何の役に立つのか微妙です。
『算数』「四則演算」(たし算、引き算、わり算、かけ算)はみなさん使うので役に立ちます。
「百分率」は買い物で役に立ちますし、意外と会話の中でも使います。
算数は意外と使い道があり、関数や2進数、16進数は大人になっても使いました。
『英語』は取扱説明書が英語であることが意外とあります。
『社会』はあまり出来なくても困らなそうですが、日常生活において知っていた方が楽になります。
『理科』はあんまり使ったこと無いですね。理系の人しかわからないかもしれません。
『音楽』は全然使いませんでした。
『体育』は基礎体力がつきますね。でも中学の体育は本当に嫌でした。今でも納得いきません。
『美術』は全く使いませんでしたし、やる意味が分かりません。
『技術・家庭科』は勉強する必要があるかどうかはわかりませんが、日常生活で使いました。

技術系の教科は正直いって成績つけないでもらいたいと思ったことがあります。
美術や体育なんて努力したってどうにもならない部分がある気がしてなりません。

世の中で生きていくうえで必要なものは、この中にあるかどうかはわかりません。
コミュニケーションがうまい人の方が人と関わりやすいでしょうし、まじめな人の方が人に信用されやすいでしょう。
また、我慢強い人の方がどんなところでも暮らしていけるかもしれません。

塾長は、勉強は出来たかもしれませんし、ある事をきっかけに努力するようになりました。
しかし、人との関わり合いや我慢強さがなかったので、今こんな状態なわけです。

個人的には天職だと思っていますが、世間から見たら底辺なのかもしれません。

塾長は何回か転職しているので、わりといろんなことを知っています。
将来について相談してみてください。

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

 

今年、居合道の八段審査(しんさ)が中止になった。

表には理由は出ていないが、不正があったからだという話だ。うわさなので信じるわけにはいかないが、信じる理由は大いにある。

不正というのは、金銭(きんせん)のやり取りがあり、お金を払っても八段になれなかった先生が不正をばらしたということらしい。

 

剣道・居合道は人間形成の道であるとの理念があるが、最高段位の範士(はんし)八段がこれでは情けないにも程があるし、一生懸命に稽古している若い人たちはやる気が無くなるだろう。

こんな人たちのために私たちはお金を払っているのだろうか。

また、別なうわさでは剣道でも不正があったという話だが、塾長には驚きは無い。

 

子供のころに通っていた剣道道場をネットで見た。

あのころ三段だった先生が七段になっていた。感心したと同時に、この人たちは誠実に剣道の世界を生きているのかどうかが気になった。

 

井を掘りて 今一尺で 出る水を

掘らずに出ぬと いう人ぞ憂き

(手島堵庵)

 

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かじ通4月号 大学入試について

県立高校の進学校で、新入生向けに配られたプリントが話題になっていました。

高校生にはそれと同様のものを渡してみましたが、おそらく実感がわかないと思います。

 

その学校は、「覚悟」をもって入学してくることを望んでいて、中学4年生ではなく、高校1年生になることを求めています。

 

要するに、このトップ校では、入学して安心している生徒が多く、中学生からの意識が変わらないことに危機感を感じているようです。意識が変わらない生徒は、本人の希望する大学には行けません。

それは進学実績でわかります。トップ校にもかかわらず、それに見合った大学に受からない生徒が大勢いるのです。このことに思うことがあるのだと思います。

 

みなさんは、県立の一番学力が高い高校と、東大や京大を同一レベルと見てはいませんか?

 

東大・京大・一橋・東工大など・・・湘南・翠嵐・厚木・川和など

慶応・早稲田・・・大和・相模原など

MARCH・・・海老名・麻溝台・座間など

 

こんな風に思っていませんか?

 

甘い!甘すぎる。

翠嵐高校で東大合格者は5%です。それでも30%は国公立に行っているので優秀ではあります。

この辺のトップ校は厚木でしょうか。ここでも国公立へは30%を少し下回るぐらい行っているので優秀です。

 

いいですか、みんなが天才だと思っているクラスの友達でも、東大に行くのは5%未満だということ

彼らが必死に勉強して、やっと行けるのです。

 

特に注意しなければいけないのはMARCHや早慶に行けると思っている生徒。近くでは麻溝台や大和、海老名などの生徒です。半数ぐらいがFランと呼ばれる大学に進学する現実。

高校受験と同じような努力でMARCHや早慶に受かると思っている非常に意識の弱い生徒が多い

 

甘すぎるんです。推薦ならばよいでしょう。ですが一般入試では、普通の努力では万に一つも受かる可能性はありません。0%です。

Fランに行ってもいいんです。ただし、意思を持って行ってください。

人以上の努力でしか、自分に自信はつかず、また結果もついては来ないのです。

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

先日、居合道と剣道の審査があった。

 

塾生が一人、居合道の審査に臨み、一級を取得した。

やっと居合道の門に立ったところだろう。秋には初段を受審するのでがんばってもらいたい。

 

塾長が剣道の審査に臨み、二段を取得した。

段位はともかく剣道歴が長いので、周りも塾長自身も受かるとは思っていたが、正直いって非常に緊張した。審査中に足がつったときは死んだと思った。

審査が終わってから道場の先生に「攻めが無い」とのお叱りをいただいた。

この年になって指導を受けるのは楽しいものである。

 

一緒に受審したおっさんたちの中に、居合を始めた人がいた。居合でも会えるときが来ることを願っている。

 

指導できること、指導されること、周りの人たちのおかげだと強く思った。

 

ありがとうをいっぱい集めること そうすれば、きっと幸せでいられます

(2015年3月 くぬぎ台小 教頭)

 

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かじ通3月号 居合の伝道師

町田市の小学校に居合を教えに行きました。
去年につづいて今年もお呼ばれしたので行ってまいりました。

去年、初めて招待され、今年で2回目。毎年呼んでいただけるそうです。5年生に教えるのですが、去年教えた5年生は今年で卒業。1年は早いですね。

居合というのは、敵に襲われた時の対処と暗殺の剣術です。
やはり小学生に教えるということもあり、毎回言葉の使い方に悩みます。

変に言いかえたり、遠回しに言ったりすると誤解を与えるかもしれない事と、武道の本質が伝わらないと意味がないので、やはり大人と同じように話してきました。

真剣に聞いてもらおうと頑張ってきました。
まずは居合の技を5本、そして相手をつけて行う型を5本やってきました。

居合の技は一人で行うので何をしているのか分かりづらいので、実際の場面を再現しながら説明してみました。

田宮流居合術 当日におこなった技(一部)
・柄外し
座っているときに敵が自分の刀を引き抜こうとしたときに、相手の力を利用して押し倒し、倒れた敵の首を切って胴体を切って勝つ。
・胸の刀
座っているときに、敵が自分の胸倉をつかみに来たところを敵の手首を切って、もう片方の腕を切りつけて正面から切って勝つ。
・飛鳥
座っているときに、敵が切りかかってくるところを膝から肩にかけて切りあげて、正面から切って勝つ。

本物の刀をつかって相手に切りかかる動作を説明してきましたが、その危険な光景にみなさん興味をもってくれたようです。
敵を切るという残酷な行為ですが、自分が切られないため、また、相手を切らないために稽古をするという意味を伝えてきました。

たくさんの質問をしてくれて、とても良い質問もあってうれしかったです。
また来年も頑張りたいです。

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

明日のためとは言いながら、なかなか物事は進まない。

2月28日、公立高校の合格発表があった。全員合格でうれしい限りだ。
中学受験、高校受験が終わり、あとは大学受験だけとなった。

高校はほとんどの人が行くから必死に勉強する。
だけど、そのあとはどうするのか。中学の時以上にいろいろなことの進みが早く、気づいたころには出遅れているものだ。
大学4年間は意外と長いが、高校3年間はとても短い。だって修学旅行は2年生ですよ?あなた。
高校1年生の夏には大学のオープンキャンパスに行くようにと学校から言われる。高校の時の流れは速すぎるぐらい速い。

高校・大学はいかなくても構わない。だけどみんな行くから俺も行く。
それでもいいが、何も納得しないまま自分の責任で進路を決めていくことになる。
だが、やり直しはいくらでもできる。とは言わないが、ある程度はできることは確かだ。

一文は無文の師、他流に勝つべきにあらず 

きのふの我に今日は勝つべし
(新陰流兵法)

 

 

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かじ通2月号 そんな甘い話は無い

おもしろい東大生の話をたまたまネットで見かけました。

勉強方法や考え方、その他いろいろが似ているので紹介します。

 

高野りょーすけさんという東大生ですが、自身の1日を50円で売っているというおもしろい方です。中2まで全然勉強せずビリから数えた方が早かったというのは塾長と同じでした。

勉強するためにゲームもマンガも全部売ったというのも塾長と同じ。

 

この高野さん、受験のテクニックも少し書いてくれていました。

  • 入試には捨てる技術が必要で、超難問(ちょうなんもん)は捨てる、

合格は基本的な問題で決まる。超難しい問題はみんなできません。

  • 雑音を気にしないようにする

YouTubeで試験会場の雑音をかけていたそうです。(注:好きな音楽ではありません!!!

この他に、数学は過去問30年分、英語は20年分を勉強したそうです。

 

やっぱり勉強できる人は勉強をしている人なんです。

 

難しい問題や得意科目を極めることは楽しいですが、それに時間を使いすぎるのは大事な勝負(入試)で負けることになります。

高校生では歴史の鬼がよくいますが、個人的には好きですが、入試には負けます。

いいですか?得意科目で100点を取っても、100点しか取れないんです。入試は3教科や5教科あるんです。やるべきことをやりましょう。

 

雑音ですが、大きすぎる音も良くありませんが、雑音を気にしすぎるのも損をします。

うるさく感じたら静かなところを探し続けるのでしょうか。いつかあなたの居場所はなくなります。

入試でも隣の人のシャーペンの音などを理由に、出来なかったと言い訳をすることでしょう。

音を気にするあなたより、音を気にしないあなたの方がずっと強い。

 

塾長は話し声がうるさくて注意するだけではありません。勉強する手が止まるから注意するのです。

何度も言いますが、塾長は雑音が気になりません。工事現場の中でも勉強できる自信があります。

塾長は、話し声が多少うるさくても気にならないので、注意が遅くなるのだろうと思っています。

 

“誰か”や“環境”のせいにしたところで、損をするのは自分です。

 

“やればできる”のではなく、“やるかやらないか”です。

 

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

ずいぶん前の卒業生の合格通知を見た。

今は大学に進んだ者、結婚して子供がいる者、働いている者、成長している事がうれしい。

道ですれ違うときに数年ぶりに声をかけられたり、どんな車を買おうか相談に来たり。学校の勉強などは小さなことで、社会に出てから生活するなかで本当の勉強があるのだろう。

 

いよいよ中学、高校、大学受験である。

塾に残る者、巣立つ者、それぞれの想いがあるのだと思う。

 

塾は学年が上がっても進学しても変化がないので、いつも通りの明日が来る。

何年も通ってきている生徒は、塾長の心の中でも大きな存在だ。5年以上もいると、もはやただの他人とはいいがたい。

 

一人の人間の学生時代を見ていると、“人ってこんなに成長するんだな”と感心する。

自分の成長にだけ時間を使えるというのはうらやましいものだ。

 

お会いしたその日から、別れの時の来るのが辛うござんした

(男はつらいよ  車 寅次郎)

 

 

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かじ通1月号 伸び悩み

なぜ点数が上がらないのか。誰でも一度は思う事です。

 

難関大学合格者(ごうかくしゃ)の学校以外での平均勉強時間は、6~8時間ぐらいだそうです。

不合格者の平均は、これより30分短いぐらいだそうです。以外と差が無いことに驚きましたが、合格者よりも確実に短いことは確かなのでしょう。

平均はこれぐらいであっても、1日10時間以上勉強している人はたくさんいます。

自分と比べてどうですか?

 

何度も言いますが、みなさんに気づいてほしいのは

これだけ勉強しても100点は取れない事が多いということです。

勉強が得意な人でもです。勉強嫌いな人ならなおさら何時間勉強してもなかなかテストの点数はあがらないでしょう。

 

いつもより少し勉強したからといって、成績が上がらなくて悩んではいけません。

塾が悪いのか、塾長の言う事を聞かないあなたが悪いのか。

 

勉強は難しくなって行きます。学年が上がるごとに勉強時間を増やして、やっと現状維持です

塾長の言う勉強時間の目安は伊達(だて)じゃありません。それ以下ならば成績は上がらないということです。“まずは言われた通りにやってみる“これが出来なければ伸びません。

スポーツでもそうですよね。基本が出来なければ応用は出来ません。

 

〇進(予備校)の調べでは、合格者と不合格者の勉強時間は高校3年間で390時間の開きがあるそうです。毎日の積み重ねだということです。

急にがんばったところで、普段から勉強している人に勝つのは難しいということです。

 

いよいよ受験も追い込みです。

受験生は一瞬の間も惜しいものです。クリスマスや正月で誘惑がたくさんあります。

誘惑に負けないようにしましょう。負けそうになったら塾に来る。

 

受験の敵は風邪・インフルエンザなどの病気です。

・人に会わない(友だちも勉強中です。会うのはひかえましょう)

・外に出ない

・人が触った物に触らない(手を洗いましょう)

 

合格する人は、あなたが休んでいる時も勉強しています。

かじ通11月号 忘年会

もう12月。塾長です。こんにちは。

 

今年も居合の忘年会に行ってきました。毎年試し切りをするのですが、今年は雨が降っていたことと、めんどうくさくて飽きてしまったのでやめました。

弟子で塾生の一人を連れて行ったので試し切りをやらせましたが、良い経験になったと思います。

試し切りは初心者にやってもらって楽しんでもらう物になってきました。貴重な体験なので、これからも居合を続けてもらいたいです。

 

橋本高校の居合道師範の先生が同門なので話を聞いてきました。

橋本高校は3年間武道を続けて、一定の段階でテストをするそうです。全校で段位別の武道大会などもあり、県内でもめずらしい武道教育に熱心な学校です。

卒業後も続ける生徒は少ないですが、いつか再開してほしいものです。

 

目先の段位や勝利(しょうり)ではなく、生涯を通じて目指すものが武道です。

 

稽古とは一より習い十を知り 十よりかへるもとのその一   (千利休)

 

 

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かじ通11月号 ジーク塾長との対談

今年の5月から、受験サポート塾 ジークの吉原塾長と毎月1回対談(たいだん)を行っています。

タウン紙の『ぱど』に掲載されていまして、次で第9回になります。

 

吉原塾長と塾長は同年代になりますので、話が合います。塾の様子も似ているので、梶原塾と比較する人も多いみたいです。

 

タウン紙とはいえ、何万人もの人が読みますので変なことは言えません。

実際はもっといろいろお話しています。

 

何度か話題になるのが、高校生活や志望校についてです。

高校で偏差値が上位の高校に行った生徒と、下位の高校に行った生徒で、どこの大学に行くかという話や、目的を持っているかなどの話をします。

上位校と下位校の生徒が同じ大学に行くことが多くあります。

上位校の生徒は、”ちょっとやればすぐに成績が上がる”と思ってはいませんか?
もっと上に行けるはず。と。

そう思うと大学受験で失敗します。

一方、そうではない高校の生徒は、目標を持ってその大学を志望していることが多いので、偏差値が低くても高くても前向きに大学生活を送る事ができます。

 

吉原塾長と共通した意見としては、

『学校名で人生は決まらない。人間力で人生が決まる。』

ということでした。

 

“人間力”ってわかりづらいですが、塾長はそれを“がんばれる人”と思っています。

だから塾長はテストの点や成績なんて気にしない。

今までの自分よりがんばる人を応援します。

 

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かじ通10月号 進路について

いつも進路について話している事をまとめました。

進路相談を受けた時には当塾では以下の事を指導しています。

 

1.学力だけで決めない事

特に中学・高校受験においては学力だけで決めても意味があまりありません。通いやすい事(近いという意味では無く)、やりたい事がある、環境が良い、制服がかわいい(3年間通うので重要ですよ!)など、楽しい学校生活を送れる学校にしましょう。

 

大和西高卒でも翠嵐高卒でも同じ高卒です。

この2校の去年の大学進学を見ると、同じ大学名が目に入ります。

神奈川大学:大和西40名 翠嵐5名 大和東13名

国士舘大学:大和西4名 翠嵐1名 大和東2名

高校の偏差値は大きく違いますが、出身大学は同じになります。(実際に進学したかどうかはわかりませんが)

大和東高校では、県立保健福祉大学に合格している人が1名いました。単純に偏差値で比較すると、神奈川大、国士舘に行った翠嵐の生徒よりも保健福祉大に行った大和東の生徒の方が社会では優秀に見られます。

 

別に大学などどこでもいいです。そこにやりたいものがあるのなら。

しかし、高校を偏差値でくらべるようなバカなことをするのなら、その先の大学をしっかり見ておく事です。

『頑張って翠嵐行きました。湘南行きました。⇒3年後・・・行きたくない大学に行きました。』

よりも

『高校はやりたいことが出来るならどこでも。⇒3年後・・・第一志望の大学に進学』

の方がだんぜんかっこいい。

 

くどいようですが、高校の偏差値にこだわっても無意味です。

 

2.まずは自分の目で確かめてくること。

見た事も無い学校には行ってはいけません。

 

3.高校受験は入口、出口は大学受験

何度も言いますが、出身高校の名前など何の役にも立ちません。就職には大学名すら見ない会社が増えています。大学に行かなければ高卒であることしか見ません。高校の名など見ないのです。

 

目線をもっと先に向けてください。

 

 

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