「梶原塾塾長録」カテゴリーアーカイブ

世界的危機

生徒のみなさんは新型コロナで長い休みをどう思っているのでしょう。

夏休みと同じぐらいの長い休みに喜んでいるかもしれませんが、大人たちの世界はとても大変なことになっています。(これからもっと大変なことになるかも)

 

若いみなさんは感染しても大丈夫かもしれませんが、塾長は年が年ですし、しかも喘息もあるので感染したらまずいことになるなぁと思っています。

 

毎日毎日報道されていて、何が正しいのか正しくないのかもわかりません。

学校が政府の要請で休校になり、そして大手の塾が休校になりました。

となると、この塾も休まなければならないのか。

 

 

あの混雑した電車通勤は続くのに、学校の休みも続く。

大人たちも動かない方がいいのではないか。

 

 

これからどうなるのか。

世界中で行動が制限されている中、世の中の人はやっていけるのでしょうか。

すでに新型コロナの影響で会社がいくつも倒産しています。

そんな状況が世界中で起こると、関連しているいろんな会社がまたつぶれてしまいます。

 

お金を使わないからお金がたまると思っていても、不景気で、入ってくるお金も減ってしまう。

お金は世の中を回らないと、みんなのもとにも集まりません。

梶原塾みたいな塾は1か月も休んだらつぶれちゃいます。

 

しかし、命の方が大事なのは確かです。
たくさんの人が生活苦と安全を天秤にかけて戦っています。


学校は教育委員会の指示で休校が決まるようですが、部活もお休みになっていますね。

 

しかし、一部の部活や外部のクラブチームは、子供たちに練習をさせているようです。

これには塾長も疑問があります。

顧問や監督がいない中で、子供たちが自主的に練習をしているように見せかけている。

大人が責任を取らないということでしょうか?

塾長としては、やるなら堂々とやって欲しいと思っています。

だってそうでしょ?塾を開けていて、『生徒が自主的に勉強しているだけです。塾長に責任はありません』って言ったら変でしょ?

 

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今日も昨日と同じか?

コロナの大バカ。

まだまだ大変な状態が続いている。

 

トイレットペーパーは普通に買えるようになったが、まだよく売れているようだ。

 

『3年かかっても良い師匠を選べ。』

今は亡き居合道の師匠に言われた言葉だ。

 

生徒に練習させたい部活やクラブチームの指導者の気持ちは分かる。だが『自主練習』や、なんらかの“隠れみの”を着て責任を逃れようとするそのやり方には断固反対する。

そんなやり方をするぐらいならやるべきでは無いし、やるなら自分の責任においてやるべきだ。

 

この塾は塾長の責任で開けている。
保護者の方々のご意見とご協力のもとに成り立っている。

保護者のみなさまも、大変な状況なはずだ。塾長も頑張ろうと思う。

 

得手不得手 不得手の事に 数をかけ 後は不得手も 得手となるべし

                  新陰流兵法

新たな決意 2020

今年の受験はきびしかった。

大学受験も高校受験も思ったように進まなくて焦った。

定期試験も今回は明暗を分けました。

学年末の大事なテストにもかかわらず、まったく勉強が進まない生徒と、順調にやる気を出して目標に向かってがんばる生徒。

勉強時間は伸びているようで伸びていないものです。

どれも中途半端に勉強が終わってしまった生徒が多かったように思います。

【中学生の勉強時間】2月の勉強時間の集計結果

中1 : 最小 12時間  最高 75時間

中2 : 最小 17時間  最高 64時間

中3 : 最小 32時間  最高 130時間(1月のデータ)

どの学年も例年にくらべて勉強時間は少ないです。

あなたの『勉強した』は勉強したうちに入りません。

ここ数年、『ものすごく勉強する生徒』が減りました。

かといって遊んでいるかと言うとそうでもなく、部活もそこそこ頑張っている。

『勉強しない勇気があるのなら、勉強は捨ててもかまわない』のです。

勉強を捨てる勇気もない、親に言われるからやる。

親の責任にして勉強から逃げている場合じゃありません。

『あと少し勉強すれば手が届くのに、なぜ諦めるのか』

勉強が苦手な生徒に東京大学を目指させるような塾ではありません。

この塾は現実的に見て一番いいだろうと思った進路を勧めているつもりです。

後悔しないように進んでほしい。

勉強が全てではありません。

頭のいい学校に行くことが全てではありません。

でも、努力できる人じゃないと、“未来”はすごく狭い選択肢の中にしかなくなります。

この塾は努力を評価する塾でありたい。

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今日も昨日と同じか?

コロナのバカ。

世界中がこの大惨事(だいさんじ)に見舞(みま)われている。

 

大学・高校・中学と3つの受験が終わって一息ついているところにコロナだ。

この時期は生徒が卒業して寂しい時期だが、コロナのせいで寂しいどころでは無くなった。

卒業に涙する暇もなく、コロナにおびえて暮らさなければならない。

卒業生にとっては、たまったものじゃないだろう。感動する場所がない。

ウィルス相手に怒るに怒れない。

 

マスクがどこにも売っていなくて困った。花粉症だから多めに持っていたが、そろそろ無くなるころだ。トイレットペーパーやティッシュペーパーはまだあるから心配はしていない。

 

3年前に巣立って行った卒業生たちの進路を聞いて思い出に浸ることもままならない。

この非常事態にも平常心をもって行動してくれる大人になってくれることを願う。

 

一文は無文の師、他流に勝つべきにあらず。きのふの我に今日は勝つべし

  新陰流兵法

なんとかなるのか

中学受験から大学受験まで、いよいよ本番です。

 

日ごろから勉強していなければ、本番になって点数が取れるはずが無い事は言うまでもありません。

 

ラッキーパンチは無い。

 

結果的に偶然当たったとしても、それはたくさん勉強した結果です。

受験生としての姿勢の差が結果に出るだけです。

 

何度も同じことを言いますが、勉強した量でしか自信はつきません。

 

部活でも勉強でも、努力した結果しか出ないのです。

雨が降らなければ虹は出ません。

 

 

それでは勉強してこなかったらどうするのか。

 

付け焼き刃。

どこか自分が得意なところを集中して勉強するしかありません。

全部を復習しようと思っても出来るはずもない。

 

 

テスト当日はリラックスしてのぞみましょう。

塾長は試験の時は教科書や参考書、問題集は一切持っていきません。

試験会場についてからテストが始まる前や休み時間は何もしないで休んでいます。

これが正しいかどうかは分かりませんが、今までそうしています。

 

テストというのは、意外と精神力や体力を使います。

体調が悪かったり疲れていたりすると十分な力が発揮できません。

 

 

『テスト慣れ』というのを毎年聞きますが、塾長は疑問です。

塾長は今までいろいろな試験や審査を受け続けていますが、いまだに慣れることがありません。

 

要は『緊張している時でも十分に力が発揮できるようにしておくこと』ということです。

それはもちろん十分な勉強量です。

 

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今日も昨日と同じか?

卒業生が急に、相談があるから飲みに行こうと誘ってきた。

中学1年で入塾してきた生徒がもう22歳だ。

 

てっきり結婚のスピーチの相談かと思ったが、どうやら福島に行かなければならないから行くべきか会社を辞めるべきかを悩んでいるようだった。

中学生のころは全然勉強せずに、高校でも野球しかしてこなかった生徒だが、その野球が縁で一流企業に就職した成功例だ。

 

だが塾長の心配はいらなかった。すでに答えは出ているようで、自分の置かれた立場や状況をよくわかっていた。

安定企業に就職しても、一生安泰かどうかはわからない。

一流大学を出たからといって、成功するかどうかはわからない。

 

何が正解かは、答えは一つではないが、答えを出す手助けをして行けたらと思う。

 

お会いしたその日から、別れの時の来るのが辛うござんした

         男はつらいよ  車 寅次郎

あとは神頼みか

困ったときだけ頼まれる神様だって大変だとは思いませんか。

クリスマスだけお願いされるサンタ。何の義理があってプレゼントを頼まれるのでしょうか。

『合格祈願』

受験生の数だけお祈りされる神様よりも、鬼のように勉強させる塾長の方が仕事しています。

『勉強する以外には無い』ってことは分かっているはずです。

あとは神頼みなのか。

受験に対する自信は勉強する以外には身に付かない。

根拠のない自信は何ももたらさない。

しかし、勉強する以外にも実はあります。

『体調管理』

受験の最強の敵は風邪やインフルエンザなどの病気かもしれません。

体調管理も受験のうちです。万全を期すようにしてください。

これは受験生以外も気を付けてください。

インフルエンザで学級閉鎖になって喜んでいる場合じゃありません。

塾は感染する可能性が高く、受験生と受験生以外が一緒にいることがあります。

体調が悪かったら

・受験生に近づかない

・手洗いをする

・早めに帰る

感染してしまったら、なるべく周りにうつさないようにしましょう。

塾長がインフルエンザになったら塾が終わってしまいます。

この時期は必要以上に神経質になります。

この時期だけは受験生を気遣ってください。

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今日も昨日と同じか?

来年の居合道六段の審査に向けて、今年の審査を見学しに行った。

中央審査といって、六段以上は都道府県の審査ではなく中央審査になる。

264人が審査を受けに来ていたが、日本全国で六段を受けるのがこれしかいないのかと思った。マイナーな武道だ。

審査結果はインターネットで公表されている。合学者の名前、所属、年齢が公表されるが、合格者は51人で年齢の中央値は64歳。(中央値は中1で習います。)平均年齢は57歳。

居合の稽古は続けているが、なぜだかやる気が上がってこない。

今年は塾長が主催している相模原支部も人数が増えて活気が出てきたところなのに、自分の稽古に身が入っていかない。

先が見えていなくても、前に進むこと。これが重要なのは分かっているが、見えないで進むことがこんなにもつらい事か。

一つより 百まで数へ 学びては もとの初心と なりにけるかな   
 無外流百足伝

高校の文化祭 つづき

前回に引き続き、高校をまわってきました。

桐光学園、桐蔭学園、弥栄高校に行ってきました。

あわせて塾向けの説明会として駒澤女子、北鎌倉女子、麻布大付属にも行ってきました。

さすがに疲れましたが、おもしろい話を聞けました。

 

私立はやっぱり個性があるので、選ぶときは学校の特色をよく調べなければいけません。

 

桐光学園は男女別学といって、男女とも入学しますが、教室は男子だけの教室、女子だけの教室というようになっています。

お互いに気にすることなく勉強できるので、男女とも評判はいいそうです。

 

「共学だとサッカー部と野球部のイケメンがクラスのヒエラルキー(階級社会)のトップにいて、オタクは底辺になってしまうので、この学校はオタクにやさしいです。」男子生徒

 

なるほど、説得力があります。

 

勉強については、『過去問をやること』と何度も言っていました。

大学受験も高校受験も、過去問をしっかりやることで合格に近づくことは確実だと言っていました。

これは塾長も同意でした。

 

 

高校によっては強引ともいえるやり方で偏差値の高い大学を受験させようとする高校もあります。

「どんどん上を目指して頑張ってもらう」

と言えば聞こえはいいですが、生徒の希望はそこではない場合もあります。

 

私立高校によくあるクラスが「特進クラス」です。国立大学や難関私立大学を受験させるクラスです。

このクラスは原則として推薦入試は受験させないことになっています。

 

たしかに国立や難関私立に合格していますが、そうではない生徒も多いです。

おそらく無理に受験してすべり止めに進学したのでしょう。

 

逆に下のクラスの方が難関私立に合格している生徒もいます。

こちらはおそらく成績が良いので推薦で合格したのだろうと思います。

 

『女子は根拠のない不安に駆られて安全な大学を受け、

男子は根拠のない自信によって無理な大学を受験する。』

 

国語は勉強しなくていい?

『読解力高い子が「国語なんか、勉強したことありません!」というワケ』水島醉

 

こんな記事を読みました。

 

 

一言で言えば、

『読解力が高い子は、読書が好き』

ということらしいです。

 

 

「そうだろうなぁ」って思うかもしれませんが、塾長はこの記事に疑問があります。

 

まず、最初に言っておくと

読書は自分にとってプラスになります。

使える言葉が増えますし、漢字を覚えるかもしれません。(漢字が書けるようになるかは別です。)

読書はとてもおススメです。

 

ただし、この水島さんの言うことは極端すぎて参考にしかならないと思いました。

記事を読むと、小学校5年生の子が、京都大学の入試問題をすらすら解くそうです。

 

こういう極端な例を出して、あたかも誰にでも当てはまるかのように言うのはとても嫌いです。

 

「じゃあ、読書さえしていれば、超難関大学の国語は解けるのか」という疑問が出てきますよね。

 

もちろん読書することは自分にとって良いことだと思います。

しかし、マイナスもあると思うのです。

 

それは「時間」です。

 

読書はとても時間のかかる作業です。

 

塾長だって時間があれば読書を楽しみたいです。しかし、仕事に剣道、居合道の指導、読みたい本を買っては積みあがっていくばかりです。

 

読書ばかりしている子が「国語なんか、勉強したことありません!」なんて言うのかなぁ?

うまい話は信用ならない。

敵の成功を祈る

アメリカのプロゴルファーで、タイガー・ウッズという選手がいます。

2005年、アメリカンエキスプレス選手権の最終日のこと。

対戦相手のジョン・デイリーと優勝争いをしていて、ジョン・デイリーがパットを外せばタイガー・ウッズの優勝が決まるところでした。

タイガー・ウッズはジョン・デイリーがボールを打とうとしているときに

『入れ!』

「入れろ!」

と願ったそうです。

結果的にはライバルがパットを外してしまい、タイガー・ウッズが優勝しました。

相手の成功を願うこと、これは本当に大切な事です。

相手のパットを「外せ!」と願(ねが)ってしまったら、自分のプレーのやる気が下がってしまうのでしょう。

相手がパットを外した瞬間、タイガー・ウッズは非常に残念そうな顔をします。(動画で見ました)

タイガー・ウッズは、世界最高のプレイヤーですから、その相手も最高のライバルです。

ですから、相手がパットを決めて当たり前だと思っているそうです。

相手の成功を願うということは、自分自身のためでもあります。

脳は、『自分が勝った』と思うと能力を低下させるそうです。

『まだ勝ってない』と思わせないと、最後まで全力をつくすことが出来ません。

これはどんなスポーツでも同じことです。

最後の最後に逆転されることはよくあることで、みなさんも思い当たることがあるでしょう。

『気持ち』というのは結果にとても大きく影響します。

『勝った』『負けた』と思った瞬間、体の動きは悪くなります。 最後まで気を抜かないことが、いろいろなことの成功につながると思います。

新たな決意 2019

県立高校も私立高校も受験が終わり、塾長もほっとしています。

入試が終わったと思ったら期末試験があったので、ツラいけどがんばりました。

今年は受験生が多く、いつもよりも大変でした。そのせいか受験が終わったら塾に人が少ない状況がとてもさみしく思います。

みんなは進級・進学しますが、何のために勉強するのかを自分なりに考えて、そして納得してもらいたいと思っています。

『本当に勉強したくないのなら、やらなくてもいい』

と塾長はいつも言っています。

人から言われて中途半端に勉強していたら、満足のいく結果にはなりませんし、誰も得をしません。

『なんで必要のない勉強をしているのだろう』と言い始めて勉強から逃げます。

もちろん、『勉強はこれぐらいでいい』と決めるのもかまわないと思っています。

要は勉強するのか、しないのかという意思が欲しいのです。

と言っても将来のことなど分からないと思います。

自分が後悔(こうかい)しないようにするにはどうしたらいいか。考えてください。

高校や大学の名前は何かのきっかけになるかもしれませんが、人生を決めるものではありません。

塾長がその辺を歩いていたって、どこの大学を出たかなんてわからないですよね。

見た目では当然分かりませんし、行動を見ても分かりません。

どこかの塾の先生が

「塾講師は、社会に順応できずに、たまたま勉強だけは出来た人がやっていることが多い」

と言っていました。

言い得て妙。(うまい言い方という意味)

塾長はむずかしい事にばかり挑戦してきました。高い山に登りたかったんだと思います。

でも、どの山も高すぎて自分には無理だと途中であきらめました。

中途半端かもしれませんが、頂上が見え始めるぐらいまでは登ったつもりです。

登りもせずにあきらめたのが一つ。『宇宙飛行士』

当時はロシア語が話せないとダメだったことと、物理が出来なかったので応募すらしませんでした。でも、努力をしている姿は、だれもバカにしません。

———————–今日も昨日と同じか?————————–

3月はきびしい。

大学受験も高校受験も終わってひと段落。学年末テストも終わってふた段落。

1年で一番暇な月が3月だ。

人でいっぱいだった塾は授業が埋まっていても人が少なく感じる。

といっても既に次の受験の計画を頭の中で考え始めているけど、塾を巣立っていく生徒を思うと心配とさみしさがこみ上げてくる。

中学卒業で退塾した生徒も大学の合格を知らせに来てくれた。

3年間ってあっという間に過ぎるものだ。人の子の成長は早い。

1年前に稽古をつけた中学生が、今では普通に試合したら勝てないだろうと感じた。

また次の受験に向かってがんばろうと思。その前に確定申告だ。

人生の希望は勤勉が決める                     中国のことわざ

一年の計は元旦にあり

『1年の計は元旦にあり』と言われています。

この1年間の計画は元旦に立てるということです。何かを始めるには、最初にしっかりとした計画を立てるようにしましょう。

以前に翠嵐高校が新入生に配ったプリントにも同じようなことが書いてありました。

「最初に立てた目標よりも、途中で高い目標に変えることは難しい」ということです。

100m走で、みんながすでに50m走り終わっているのに、それに追いつくのは無理に近いです。

合格する自信は、勉強する以外に付きません。





—————今日も昨日と同じか?———————

今年は去年よりも成長したい。

クセというのは、強い意志が無いと直らない。

江戸時代のある居合の先生は、弟子の足の位置が悪いことを注意していたが直らないために弟子の足に刀を刺したそうだ。それ以来、足の位置は直ったらしい。

生活習慣も同じことで、いつもやっていることはなかなか止められない。

中高生だと学校から帰ったら寝てしまう生徒がおそらくいるだろう。

寝るのは気持ちがいい。一度寝たら最後。寝ないと体が持たなくなる。

塾長は夜が遅いので、朝は遅い。頑張れば早く起きられるけど夜がつらくなる。

年を取ったら別に不都合はないが、大学受験まで勉強が続く学生がそれでは困る。

夕方に寝る習慣が出来てしまったら地獄行き。受験は君らを待ちません。

年末年始は特別なのか

コンビニが24時間営業になったのは1975年だそうで、塾長が生まれた年です。

43年の月日を経て、24時間営業が少しずつ無くなっていっているようです。

やっぱり夜中や年末年始まで働くことへの疑問や、人手不足の問題があるようでした。

日本人は働きすぎなのか?

一概にそうとも言えないようです。先進国ではアメリカや韓国の方が働いているようです。

年間労働時間 韓国:2024 アメリカ:1780     日本:1710
(経済協力開発機構より)

「日本人は勤勉で働きすぎ」というのは戦時中から昭和までのことのようです。

江戸時代までは武士は週に3日ぐらいしか働いていませんでした。

「日本人は働きすぎ」ではなく、「日本人に限らず、働きすぎる人がたくさんいる」

ではないでしょうか。

「深夜や年末年始は休むべき」ではなく、「深夜や年末年始は休む選択肢もある」だと思います。

世間の休みが増えることはよいのですが、休んじゃいけない人たちもいます。

警察や病院は休めない人たちがいるのは理解できるでしょう。

働くことに対していろいろなルール(法律)はあります。あるべきです。

基本的には、働きたい人は働いて、休みたい人はもっと気軽に休めるようになればと思います。

この塾は年間70日休みがあります。(労働者の年間休日の平均は120日)

このうち、テスト前講習や年末年始で15日ぐらいが無くなります。

世間の半分以下の休みですが、塾長はまったく問題ありません。

(休みたいとは思いますが) 塾長は、必要とされているうちが華です。

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今日も昨日と同じか?

今年も去年と同じだった。

去年もかじ通が遅れて年内に届けられなかった。今年は年内に作成できたが、一部の生徒にしか年内に渡せなかった。やっぱり12月はいろいろなことが起こる。

年賀状の作成は生徒と居合の先生に先に出しておいて、友達は後回しにした。

世の中では年賀状をやめる方向に行っているようだが、はがき一枚で関係がつながるのなら安いものかもしれないと思い、いまだに続けている。

冬休みに入り、上鶴間中に剣道の稽古に行った。(剣道の先生に呼ばれて行った)

張り切りすぎて首を痛めた。1年近く見ていなかった2年生の身長がずいぶん伸びていて驚いた。

居合の大先生が事故にあわれて、しばらく表に出ていなかったが、来年から頑張ると言っていた。

塾長も六段の審査が近づいてきた。そろそろ本気で稽古を増やさなければならない。

学ぶとは誠実を胸に刻む事  教えるとは、希望を語ること

                      ルイ・アラゴン