誰のための部活動か

地元の東海大相模が神奈川県大会を制して甲子園出場が決まりました。

近所の学校が甲子園に出るので期待しています。

 

岩手県立大船渡高校の佐々木選手が話題になっています。

163kmの速球を投げるエースですが、4回戦で投げすぎて決勝では投げませんでした。

結局負けてしまい甲子園を逃してしまいました。

 

甲子園を取るのか、選手の身の安全を取るのか。

 

佐々木選手が投げていたら甲子園に行っていたかどうかはわかりません。

個人的には、甲子園も大事ですが、プロで活躍する姿も見てみたいですので、やっぱり怪我をしないようにしてもらいたかったです。

 

 

塾長は、近くの中学校の剣道部を教えていますので、中学校総合体育大会、いわゆる3年生の引退試合を見に行ってきました。

決勝トーナメントで敗れたあとは、見ている塾長まで涙が出ました。

 

試合が終わって次の週に稽古に行ったら、引退した3年生の姿がありました。

すでに2年生にバトンタッチしていて、2年生の新部長が仕切っていました。

3年生はプレッシャーが無くなったのか、気軽に剣道を楽しんでいました。

 

3年生はもう受験なので部活に来ることはなくなります。

3年生に勝ってもらいたくて今まで指導していましたが、今度は初心者の1年生を指導しなければなりません。

「せっかく教えてきたのに卒業していなくなっちゃうのが嫌なんですよね。」

と師匠が言っていた。

 

正直言って初心者の指導は面倒くさいです。

でも、教えていくうちにどんどん上達していく姿を見るのはすごく楽しくてうれしいです。

 

 

部活動は、たのしむ生徒のためのものなのか、生徒の成長する姿をたのしむ先生のものなのか。

また、その両方なのか、どちらでもないのか。