去年もこの時期に部活や他の活動のことを書きましたが、今年も書きます。
ある大学生がネットで言っていたことが、塾長の言うことと同じだったので紹介します。
- 打ち込むことがあれば、それだけをやってもいい
バンドでも野球でも、もちろん勉強でも、打ち込むことがあればそれだけを頑張れば良いと思います。
勉強は強制ではありません。
ただし、勉強しない覚悟も無いのに勉強をさぼらない事です。
「打ち込む」というのはダラダラと続けることではありません。
- 勉強するほうが簡単だ
「勉強はコスパが良い」と言っていました。例えば、野球や陸上競技、美術や歌手は努力ではどうにもならない才能があります。
勉強はそれほど才能を必要としません。(必要無いとも言いません。)
正しく勉強すれば、ある程度の成果が確実に出ます。
要するに、やるべきことを自分でしっかり決めなさいってことだと思います。
塾長の先輩は、超難関高校を出て大学に行かずに就職しました。
また、ある先輩は勉強もせずに部活ばかりやっていました。「今しかできないから」だそうです。
その年は大学受験もせずに1年浪人して大学に進みました。
本人にしっかりした意思があれば、周りの大人も何も言わないのです。
塾長は中3のときに学級委員長(今で言う評議?)を1年間通してやらされましたし、この時期に駅伝も出さされました。(剣道部なのに)
だから強く言えないのですが、優先順位はしっかり付けなければいけません。受験生にとって今一番優先すべきことは勉強です。
優先順位は「やりたい順位」ではありません。
特に成績がギリギリの生徒は想像してみてください。受験に失敗した時のことを。
実際に失敗したときは、想像した1000倍辛いと思ってください。
不合格になる生徒は必ずどこかにいます。
その責任は自分自身です。
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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』
結果と気持ちは同じではない。
今年も水鴎流古伝武道大会に出場してきた。往復300kmして初戦敗退してきたわけだ。
去年と違うところは、出す技を変えたことだ。
小技を出して勝つよりも、負けてもいいから超大技を出して楽しくやることを目的にした。
今月は居合道の審査もあった。弟子が二段に合格した。
審査会場を見てみると小学生の姿が何人かあった。二段の最年少がうちの息子だったが久しぶりの子供の居合道家だ。将来が楽しみだ。
武道大会でも小学生の居合道家がいた。柳生新陰流の門弟で、いい居合を抜いていた。
今年も多くの生徒と卒業生に誕生日を祝ってもらった。
また1年間のやる気を補充できた。感謝してもしきれない。
笑われて笑われて強くなる
太宰 治