塾長が若いころ、会社で管理者教育がありました。
けっこう厳しい研修で有名なところで、一部の人たちには有名なところです。
人に呼ばれたとき、「はい!」と返事するときがあります。
この「はい!」を100回練習しろって言われたらどうですか?
駅前で一人で大声で歌わされることなど、軍隊みたいな研修です。
塾長は自衛隊にいたことがありますが、それでもこんな研修はやりたくないって思いました。
塾長はいつも言っているのですが、勉強は将来使うからやっているのではありません。
だから、「こんなの将来使わない」という疑問は意味が無いのです。
使うから勉強しろなんて誰も言ってない!
正直言って、無駄だと思う勉強もありますし、成績をつける必要がなさそうな教科もあります。
しかし、やってみなければ必要かどうかもわかりません。
無駄だったってことが分かればいいし、使うかどうかわからない知識が多いほど、人の話を理解できるし、いろいろなことに応用が利く。
好きなことをがんばるのはとてもいいことです。
好きなこと“だけ”をやって生きていくことは、とても危険なことです。
勉強をしたくない君たちと、勉強をやらせたい大人たち、いつの時代も分かり合えることは無い。
かつては若者だった大人たちは、勉強してこなかった後悔があるから若者に忠告する。
塾長は仕事だから勉強しろと言う。
ただし、塾長は勉強をしないことをダメだとは言っていません。やらないなら「やらない覚悟をしろ」と言うことです。
今までの塾生で『やらない覚悟』をした生徒は一人もいません。面白くないですね。
中途半端はおもしろくない。勉強したくないのに、勉強をして保険をかけているようだ。
覚悟があればなんだって出来る。
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今日も昨日と同じか
卒業生もアラサーに。
年末というのもあって、卒業生と忘年会をやった。
もう25歳で、そろそろ大人になるころだ。(男の30歳未満は未成年であるらしい)
いつのまにか家を買っていたり、子供ができていたり、勝手に年を取っていく。
大磯(けっこう遠い)からこの塾に子供を通わせるそうだ。待ち遠しい。
それまで塾が続いているかどうかだ。
人生において、勉強ができるかできないかはあまり意味がなく、必要な時に頑張れるかどうかだと思っている。過去の頑張りでしか自信はつかない。
稽古とは一より習い十を知り 十よりかへるもとのその一
千利休