みんなが塾の体験に来た時に、将来の夢をアンケートで聞いています。
将来の夢って聞くと、スポーツ選手や医者などを思い浮かべますが、アンケートに書かれているのは意外と現実的なこと(普通の会社員)だったり、決まっていなかったりすること多いです。
近隣の小学校に夢先生というのが来たことがあります。宇宙飛行士やプロサッカー選手が来ていました。
塾長はこれにとても疑問(ぎもん)を感じます。
夢って有名になってお金持ちになることじゃないといけないんですかね?
この国は技術で大きくなった国です。資源もなければ国民的に身体能力が高いわけでもありません。
要するに頭脳や真面目さで頑張ってきた国なんじゃないですか?
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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』
以前も書いたことがありますが、福沢(ふくざわ)諭(ゆ)吉(きち)の『学問ノススメ』にある一言。
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといへり」
これはアメリカ独立(どくりつ)宣言(せんげん)の引用です。
人は平等だってことですが、これは福沢諭吉が言った言葉ではありません。つづきがあります。
「されども今廣(ひろ)く此人間世界を見渡すにかしこき人ありおろかなる人あり貧しきもあり冨めるもあり貴人もあり下人もありて其(その)有様(ありさま)雲(くも)と坭(どろ)との相違あるに似たるは何ぞや」
「人は生まれながらにして貴賤(きせん)・貧富(ひんぷ)の別なし。ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人(きじん)となり富人(とみひと)となり、無学なる者は貧人(ひんひと)となり下人となるなり」
むずかしく書いてありますが、「人は平等と言ってても身分の差があって金持ちもいるし貧乏人もいるのはなぜか?それは勉強をしているかしていないかだ。」っていうことを言っています。
もっとたくさん書いてありますが、簡単に言うと「勉強すれば良いことがある」程度のことです。
「難しいことを学んで良い成績を取れ」とも書いていません。がんばりなさいってことです。
塾長も同じことを言っています。100点が良いとも、内申5が良いとも、◎が良いとも言っていません。その結果が、がんばった結果かどうかだっていうことです。
特に日本人は努力をしない人が嫌いです。逆にいえば努力する人は多少失敗しても許されます。
どういう人と働きたいか、よく考えてみると世の中良くなると思います。
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