慣れることは怖い

去年の今ごろは、緊急事態宣言が解除されるころで、感染者数は全国で1500人ぐらい、1日に50人ぐらいの感染者でした。それが今は全国で60000人を超えていて、1日に4000人を超えている。

状況は少しちがうのでしょう。しかし、危険なことには変わりありません。

世の中、大変なことになっている人たちがいる。しかし、その一方で、たくさんお金がもうかっている人たちもいる。

お金もうけは悪い事ではありません。しかし、不公平な政治によって、まじめに働いてきた人たちが苦しむことはゆるせませんよね。

何が公平で、何が不公平なのか。

修学旅行は中止で、オリンピックはやる。⇒不公平
体育祭は中止で、オリンピックはやる。⇒不公平
居酒屋は休業で、満員電車はOK⇒不公平
町田市のカラオケは休業で、相模原のカラオケに流れてくるのはOK⇒不公平

学校でも感染者が出てくることが増えてきましたが、去年だったら休校になったのに、今は休校にならない。

細かいことができないのは分かるけど、もうゆるすぎてガバガバ。何やっているのかわからない

塾長の母親は、81歳で高齢です。コロナワクチンの予約案内が来ていました。

買い物ぐらいしか外に出ないし、人と会うことも少ないです。 

自分の母親のことながら、優先的にワクチン接種する必要があるのかとも思いますが、やってもらうことにしました。

 

なれることは怖い。

 

こんなに感染者がたくさんいるのに、平気になる。緊急事態って言っているのに、そんな緊張感は全くない。

新入生は学校に慣(な)れましたか?学校から帰って、疲れて寝ることに慣れると、そこから抜け出すまでに時間がかかります。なれるって怖いです。

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今日も昨日と同じか?

意外な未来。

10年近く前の卒業生が会いに来てくれた。

塾にいたときは、全く勉強しない生徒だったが、高校ではそこそこ勉強して推薦で大学に行き、その後は大学生の時にずっとバイトしていたゲームのイベント会社に就職した。

ゲーム関連のバイトをしているとは聞いていたが、まさかそこに就職しているとは思わなかった。

新卒だが、そこそこの地位にいて、とてもやりがいを感じているようだった。

一つのことを続けられると、それが特技になり、将来自分を支えてくれる。

ただ、欠点もある。やめようと思った時に、今まで使った時間が無駄に思えてくる。

無駄にしないために、無駄に続けることもありえる。塾長の剣道もそうなのか。

晴れてよし 曇りてもよし 富士の山 もとの姿は 変わらざりけり                                                                  山岡鉄舟

サボったかじ通

かじ通のことをすっかり忘れてしまいました。急いで書いています。

GWで気が抜けていたのか、やる気はあるが、空回りしているようです。

去年の今ごろは、塾も長い休みをもらっていました。

コロナの感染者数は、去年よりも何倍も多いですが、あまり緊張感が無いように見えます。

こんなに大騒ぎをしているのに、オリンピックをやるのか、やらないのかなんて話をしています。

まあ、いろいろな大人の事情があるのだと思います。オリンピックにもコロナにも。

中止といえば、この1年ちょっとで、いろいろなことが中止になったりオンラインになったりしました。修学旅行や文化祭、卒業式・入学式など、人が集まる物は中止になりました。

高校や大学の授業はオンラインが増え、学校説明会やオープンキャンパスもオンラインになりました。塾長も私立学校から招待されることがありますが、遠い学校だとオンラインの方が助かります。

学校の授業がオンラインになると、学校に行く必要があるのかという疑問が出てきます。

しかし、学校は勉強だけではなく、集団生活を行うことで、社会生活を学ぶ場所でもありますので、やはり通うことには多少は意味があると思います。

それでも今後は「学校に通わない」という選択ができる世の中になっていくのだろうとも思います。

感染対策をしながら、修学旅行や文化祭・体育祭をなんとか実行しようとしている学校の頑張りを見ていますが、『いや、そんなに頑張らなくても、中止でいいのになぁ』という生徒の声も聞こえてきませんか。

修学旅行のお金を振り込みましたが、早くも延期がきまり、今後どうなるかもわかりません。キャンセル料をドブに捨てるようで、なんともモヤっとする話です。

学校と生徒の温度差というのは、何年たっても変わりません。学校は、生徒の大多数が「修学旅行に行きたいはず」「体育祭をやりたいはず」「プールに入りたいはず」と思っていて、「行きたくない、やりたくない」という生徒の存在に目を向けません

一人一人の好き嫌いに合わせることはできないが、無理にやることでもない気はします。

コロナは、古い体制を壊すきっかけになるでしょうか。

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今日も昨日と同じか?

吹っ切れた。

居合道も剣道も、段を取ることに興味が無くなった。

しかし、先生から教えていただいた恩があるので、今後もチャレンジはしていく。

友人が、三重県で新陰流という古武道の研究をしていることがネットの記事になっていた。それを見て、塾長も心を決めた。

今後は、剣道連盟の居合ではなく、田宮流居合を後世に残すことを目標にすることにした。

六段とか七段になって偉くなることをあきらめたようにも見えるが、その通りである。

昔の先生は、奥義をなかなか教えてくれなかった。

しかし、塾長は若手にどんどん教えて行こうと思う。

あきらめた先に、新しい道が見えた。

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道をえらぶということは

かならずしも歩きやすい安全な道をえらぶってことじゃない                                                                  ドラえもん