中学受験から大学受験まで、いよいよ本番です。
日ごろから勉強していなければ、本番になって点数が取れるはずが無い事は言うまでもありません。
ラッキーパンチは無い。
結果的に偶然当たったとしても、それはたくさん勉強した結果です。
受験生としての姿勢の差が結果に出るだけです。
何度も同じことを言いますが、勉強した量でしか自信はつきません。
部活でも勉強でも、努力した結果しか出ないのです。
雨が降らなければ虹は出ません。
それでは勉強してこなかったらどうするのか。
付け焼き刃。
どこか自分が得意なところを集中して勉強するしかありません。
全部を復習しようと思っても出来るはずもない。
テスト当日はリラックスしてのぞみましょう。
塾長は試験の時は教科書や参考書、問題集は一切持っていきません。
試験会場についてからテストが始まる前や休み時間は何もしないで休んでいます。
これが正しいかどうかは分かりませんが、今までそうしています。
テストというのは、意外と精神力や体力を使います。
体調が悪かったり疲れていたりすると十分な力が発揮できません。
『テスト慣れ』というのを毎年聞きますが、塾長は疑問です。
塾長は今までいろいろな試験や審査を受け続けていますが、いまだに慣れることがありません。
要は『緊張している時でも十分に力が発揮できるようにしておくこと』ということです。
それはもちろん十分な勉強量です。
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今日も昨日と同じか?
卒業生が急に、相談があるから飲みに行こうと誘ってきた。
中学1年で入塾してきた生徒がもう22歳だ。
てっきり結婚のスピーチの相談かと思ったが、どうやら福島に行かなければならないから行くべきか会社を辞めるべきかを悩んでいるようだった。
中学生のころは全然勉強せずに、高校でも野球しかしてこなかった生徒だが、その野球が縁で一流企業に就職した成功例だ。
だが塾長の心配はいらなかった。すでに答えは出ているようで、自分の置かれた立場や状況をよくわかっていた。
安定企業に就職しても、一生安泰かどうかはわからない。
一流大学を出たからといって、成功するかどうかはわからない。
何が正解かは、答えは一つではないが、答えを出す手助けをして行けたらと思う。
お会いしたその日から、別れの時の来るのが辛うござんした
男はつらいよ 車 寅次郎