来年度の始まり

新型コロナが出回って3年がすぎました。ついに中学、高校など3年間、素顔をあまり見ないまま卒業してしまうということが起こってしまいました。

来年度からはちょっと様子が変わりそうですが、マスクは外すことができるのでしょうか。

いよいよ新年度、新たな始まりです。

進級・進学したみなさん、新年度の最初はどうしますか?

まずは慣れるまで様子を見る?

この塾が長い生徒は分かっていると思いますが、慣れるまで様子をみるなんてことはしません

最初から平常運転。慣れるまで待つというのは、ゆるい習慣に慣れてしまうということです。

「部活や新しいクラスにつかれる」→「家帰ったら寝る」

この習慣が身についたら終わり。寝ないと体がもたないという“考え”になります。

特に新中1、高1、新しい環境に疲れてしまうほど、君たちは弱くない

受験生は、勉強が嫌だなんて言っている場合ではないことは分かっているはずです。

4月1日の時点で、今年の中学受験から2カ月がたち、高校受験から1カ月半がたち、大学受験からは指定校推薦では半年、一般受験では1カ月が経っています。

『1年の計は元旦にあり』と言われていますが、まずは計画からです。

その元旦からもう3カ月もたっている。

この間お年玉をもらったのに、もう次の学年・学校になっている。

月日が経つのは早いっていうことを何度も繰り返していますが、何度繰り返してもわからないと思います。塾長もわかりません。

塾長も、もうこんな年になってしまいましたが、今でもいろいろなことにチャレンジしています。しかし、残された時間を考えると、ちょっとさみしくなります。

後悔はしてはいけません。

勉強するもしないも、自分の責任にすることです。

今日も昨日と同じか?
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これが日本の伝統か。

 

居合道の六段審査に京都まで行ってきた。3度目の挑戦、不合格。

特に大きな失敗はしていないと思ったが、何が悪かったのかもわからない。よくこんな不透明なものを前向きに頑張れるものだなぁと他人事のよう感心する。

半分は義務感のように審査を受けているが、お金も時間もかかるので考え物である。

趣味というのは楽しむためのものだが、それを仕事みたいにしてしまうのが男というものなのか。

 

長続きに必要なものは、『惰性』(今までの勢いとか習慣)だと教わったことがある。なるほどと思った。やる気でも根性でもない、惰性。

 

きのふの我に今日は勝つべし

              柳生新陰流