当塾では、中学生までの模擬試験は塾内で実施しています。
高校生は外部の公開模試を受験してもらっています。
(塾内模試もありますが、母体数やレベルの関係で外部の方が良いだろうとの判断です)
先日、高3生に大手のK模試を受験してもらいました。
(K塾 町田校)
そこで、今回の模試で試験時間が短くなった疑いがあるという事件が起きました。
戻ってきた生徒が言うには、
試験監督の「試験開始」合図が数分遅れた
とのことでした。
試験終了は定刻通りだったので、試験時間が短くなってしまったとのことでした。
あまり影響は無かったのですが、模擬試験としてはあり得ません。
K塾に問い合わせたところ、
1)試験監督の腕時計で計測している
2)電波時計で時刻を合わせている
3)3人体制で行っており、間違いが無いようにしている
とのことでした。
まず、
1)試験監督の腕時計で計測している
ですが、これは良く無いと思います。
規定された試験時間が行われるか確証できません。
2)電波時計で時刻を合わせている
これについては不適切だと思います。
正確な時刻にはなりますが、正確な試験時間にはなりません。
3)3人体制で行っており、間違いが無いようにしている
これは誤解が生じますし、生徒の話と食い違っています。
試験開始時は一人しかおらず、他の二人は外にいます。
一人は他の教室も回っていて、一人は時々来るぐらいです。
実はこの模試は私も受けたことがあります。
自分の勉強に対するやる気のために時々模試を受けているのです。
その時の状況を思い出すと、生徒の言っている状況は正しいです。
当塾での模擬試験はタイマーを使って実施しています。
開始時間と終了時間に音が鳴りますので明確です。
模擬試験に試験管の腕時計を使うのは止めた方がよろしいのではないかと思っています。