かじ通3月号 居合の伝道師

町田市の小学校に居合を教えに行きました。
去年につづいて今年もお呼ばれしたので行ってまいりました。

去年、初めて招待され、今年で2回目。毎年呼んでいただけるそうです。5年生に教えるのですが、去年教えた5年生は今年で卒業。1年は早いですね。

居合というのは、敵に襲われた時の対処と暗殺の剣術です。
やはり小学生に教えるということもあり、毎回言葉の使い方に悩みます。

変に言いかえたり、遠回しに言ったりすると誤解を与えるかもしれない事と、武道の本質が伝わらないと意味がないので、やはり大人と同じように話してきました。

真剣に聞いてもらおうと頑張ってきました。
まずは居合の技を5本、そして相手をつけて行う型を5本やってきました。

居合の技は一人で行うので何をしているのか分かりづらいので、実際の場面を再現しながら説明してみました。

田宮流居合術 当日におこなった技(一部)
・柄外し
座っているときに敵が自分の刀を引き抜こうとしたときに、相手の力を利用して押し倒し、倒れた敵の首を切って胴体を切って勝つ。
・胸の刀
座っているときに、敵が自分の胸倉をつかみに来たところを敵の手首を切って、もう片方の腕を切りつけて正面から切って勝つ。
・飛鳥
座っているときに、敵が切りかかってくるところを膝から肩にかけて切りあげて、正面から切って勝つ。

本物の刀をつかって相手に切りかかる動作を説明してきましたが、その危険な光景にみなさん興味をもってくれたようです。
敵を切るという残酷な行為ですが、自分が切られないため、また、相手を切らないために稽古をするという意味を伝えてきました。

たくさんの質問をしてくれて、とても良い質問もあってうれしかったです。
また来年も頑張りたいです。

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

明日のためとは言いながら、なかなか物事は進まない。

2月28日、公立高校の合格発表があった。全員合格でうれしい限りだ。
中学受験、高校受験が終わり、あとは大学受験だけとなった。

高校はほとんどの人が行くから必死に勉強する。
だけど、そのあとはどうするのか。中学の時以上にいろいろなことの進みが早く、気づいたころには出遅れているものだ。
大学4年間は意外と長いが、高校3年間はとても短い。だって修学旅行は2年生ですよ?あなた。
高校1年生の夏には大学のオープンキャンパスに行くようにと学校から言われる。高校の時の流れは速すぎるぐらい速い。

高校・大学はいかなくても構わない。だけどみんな行くから俺も行く。
それでもいいが、何も納得しないまま自分の責任で進路を決めていくことになる。
だが、やり直しはいくらでもできる。とは言わないが、ある程度はできることは確かだ。

一文は無文の師、他流に勝つべきにあらず 

きのふの我に今日は勝つべし
(新陰流兵法)

 

 

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