努力は報われるとは限らないが、努力するしかない。
塾長です。こんにちわ。
明日はセンター試験です。
うちの受験生は大丈夫だろうか、心配です。
世間では「最後のゆとり世代」といわれている現高校三年生ですが、彼らなりに頑張っている事と思います。
ゆとり教育が本当に悪かったのかどうかは別として、ゆとり、脱ゆとりに関係なく今の学生は勉強しなくなったな、と思います。
”赤本”のはしがきに興味深いことが書いてありました。
『1990年代に比べ、大学生の知識や常識が相当変わってきている。
少子化にともない、競争が緩和され、受験生が現状以上の無理をせず安全志向になり学力が低下している。学生の学習意欲の低下と学習時間が減っている。』
というような事が書いてありました。
全くその通りだなぁと思うところです。
無理をしない=学習時間の低下
当然の結果です。
私は、学力の低下ということより、この『無理をしない』という事に、将来の日本に対して一抹の不安を覚えます。
私を含め、昭和の世代の人たちは、大学受験の時には散々勉強したのではないでしょうか。
1日10時間以上やっていた気がします。
今の高校生に、この時間を要求しても、『無理』と言われます。
冗談とも取られてしまいます。
私は本気で言っているんですがね。
今は大学まで一度も受験を経験したことが無い人が増えています。
ずっと推薦で来ているので、限界を超えて努力しようとしたことがないのです。
普段の頑張りと言えば聞こえは良いのですが、今の現状で行ける所を選択し続けている結果ともいえます。
相手の要求に合わせることなく、自分の能力にしか合わせられない。
これは社会に出て、どうやって困難に立ち向かうのだろうかと思いました。
受験というのは、結果はどうあれ、今の自分を超えていく努力をしたという過去を作ってくれます。
信じられないぐらいの時間を勉強に費やしたという過去が、将来の自分に自信を持たせてくれるはずです。
一度ぐらい、バカみたいに勉強してみて欲しいです。
がんばれ、受験生。
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