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有馬高校 体育祭

今日は東海大付属相模高等学校中等部の塾対象説明会に行ってきました。

いつも挨拶していた先生が栄転され、ちょっと寂しかったです。

来年の入試は中学校の定員を減らすそうで、少人数制になるそうです。受験は厳しくなるのでしょうか。

 

 

昼過ぎに東海大相模を後にして、有馬高校の体育祭に行ってきました。

見通しが甘かったです。

車で行ったのですが、簡単にコインパーキングがあると思っていたのが大間違い。

何にもなくて車で通りすがってみてきただけでした。

周りは田んぼで、落ちたら怖いなぁと思いました。

 

のどかなところにある学校でいいですね。

 

国語は勉強しなくていい?

『読解力高い子が「国語なんか、勉強したことありません!」というワケ』水島醉

 

こんな記事を読みました。

 

 

一言で言えば、

『読解力が高い子は、読書が好き』

ということらしいです。

 

 

「そうだろうなぁ」って思うかもしれませんが、塾長はこの記事に疑問があります。

 

まず、最初に言っておくと

読書は自分にとってプラスになります。

使える言葉が増えますし、漢字を覚えるかもしれません。(漢字が書けるようになるかは別です。)

読書はとてもおススメです。

 

ただし、この水島さんの言うことは極端すぎて参考にしかならないと思いました。

記事を読むと、小学校5年生の子が、京都大学の入試問題をすらすら解くそうです。

 

こういう極端な例を出して、あたかも誰にでも当てはまるかのように言うのはとても嫌いです。

 

「じゃあ、読書さえしていれば、超難関大学の国語は解けるのか」という疑問が出てきますよね。

 

もちろん読書することは自分にとって良いことだと思います。

しかし、マイナスもあると思うのです。

 

それは「時間」です。

 

読書はとても時間のかかる作業です。

 

塾長だって時間があれば読書を楽しみたいです。しかし、仕事に剣道、居合道の指導、読みたい本を買っては積みあがっていくばかりです。

 

読書ばかりしている子が「国語なんか、勉強したことありません!」なんて言うのかなぁ?

うまい話は信用ならない。

敵の成功を祈る

アメリカのプロゴルファーで、タイガー・ウッズという選手がいます。

2005年、アメリカンエキスプレス選手権の最終日のこと。

対戦相手のジョン・デイリーと優勝争いをしていて、ジョン・デイリーがパットを外せばタイガー・ウッズの優勝が決まるところでした。

タイガー・ウッズはジョン・デイリーがボールを打とうとしているときに

『入れ!』

「入れろ!」

と願ったそうです。

結果的にはライバルがパットを外してしまい、タイガー・ウッズが優勝しました。

相手の成功を願うこと、これは本当に大切な事です。

相手のパットを「外せ!」と願(ねが)ってしまったら、自分のプレーのやる気が下がってしまうのでしょう。

相手がパットを外した瞬間、タイガー・ウッズは非常に残念そうな顔をします。(動画で見ました)

タイガー・ウッズは、世界最高のプレイヤーですから、その相手も最高のライバルです。

ですから、相手がパットを決めて当たり前だと思っているそうです。

相手の成功を願うということは、自分自身のためでもあります。

脳は、『自分が勝った』と思うと能力を低下させるそうです。

『まだ勝ってない』と思わせないと、最後まで全力をつくすことが出来ません。

これはどんなスポーツでも同じことです。

最後の最後に逆転されることはよくあることで、みなさんも思い当たることがあるでしょう。

『気持ち』というのは結果にとても大きく影響します。

『勝った』『負けた』と思った瞬間、体の動きは悪くなります。 最後まで気を抜かないことが、いろいろなことの成功につながると思います。

模擬試験の試験時間の測り方

当塾では、中学生までの模擬試験は塾内で実施しています。

高校生は外部の公開模試を受験してもらっています。
(塾内模試もありますが、母体数やレベルの関係で外部の方が良いだろうとの判断です)

 

先日、高3生に大手のK模試を受験してもらいました。
(K塾 町田校)

そこで、今回の模試で試験時間が短くなった疑いがあるという事件が起きました。

戻ってきた生徒が言うには、

試験監督の「試験開始」合図が数分遅れた

とのことでした。

試験終了は定刻通りだったので、試験時間が短くなってしまったとのことでした。

あまり影響は無かったのですが、模擬試験としてはあり得ません。

K塾に問い合わせたところ、

1)試験監督の腕時計で計測している

2)電波時計で時刻を合わせている

3)3人体制で行っており、間違いが無いようにしている

とのことでした。

 

まず、

1)試験監督の腕時計で計測している

ですが、これは良く無いと思います。
規定された試験時間が行われるか確証できません。

2)電波時計で時刻を合わせている

これについては不適切だと思います。
正確な時刻にはなりますが、正確な試験時間にはなりません。

3)3人体制で行っており、間違いが無いようにしている

これは誤解が生じますし、生徒の話と食い違っています。
試験開始時は一人しかおらず、他の二人は外にいます。
一人は他の教室も回っていて、一人は時々来るぐらいです。

実はこの模試は私も受けたことがあります。
自分の勉強に対するやる気のために時々模試を受けているのです。

その時の状況を思い出すと、生徒の言っている状況は正しいです。

 

当塾での模擬試験はタイマーを使って実施しています。

開始時間と終了時間に音が鳴りますので明確です。

模擬試験に試験管の腕時計を使うのは止めた方がよろしいのではないかと思っています。

 

誤解されている言葉

〇情けは人の為ならず

人に情けをかけると、めぐりめぐって自分に返ってくること。だから情けをかけた方が良い。

情けをかけることは人のためにならないという意味ではありません。

 

〇確信犯

信条や信念を確信して実行する犯罪。悪いと思っていないで行われる。

したがって、悪いと確信して行われる犯罪ではありません。間違(まちが)って使われることが多すぎて、逆にこちらを指すことが多くなっています。

塾長は、間違って使われることが多いからといって、本来の使われ方から変えてしまうのは間違っていると思います。

 

〇姑息な手段

その場しのぎの方法。一時の間に合わせで使われる方法。

卑怯な方法という意味ではありません。

 

〇役不足

実力や能力が高くて、今の役割では足りない事。

能力が足りなくて、その人では出来ないという意味ではありません。

 

〇小春日和

秋の終わりごろの温かい日です。冬に近いのに、春のような温かい日であることから。

したがって、春ではありません。

 

先月の続きのような国語の内容ですが、みなさんは勘違いしないようにしましょう。

 

まだまだたくさんありますが、聞いただけでは正しい意味がわからない日本語はたくさんあります。

塾長だって知らないこともあり、いまでも新しい言葉を覚えることがあります。

 

 

今の時代はスマホという便利なものがあります。昔みたいに辞書を引いて調べなくても、スマホに入力したり話しかけたりするだけで分からないことがすぐに分かります。

 

勉強というのは人から教えられるものなんてすぐに忘れます。

自分から勉強したものは忘れにくいです。

 

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

全ては自分次第

塾長が19歳のころ、30歳(さい)ぐらいの人から「19なんて何にでもなれるじゃん」って言われたのを覚えている。今になって思うと、塾長も同じように若ければ可能性は大きいと思うようになった。

 

「どういう子が、勉強が出来るようになりますか?」と聞かれることが多い。

「素直な生徒です」と即答する。

塾長は居合も教えているように、人を教えることが多い。正直に言って、人によって多少の能力の差はある。だけど、ほとんどが自分の努力でなんとかなる差だ。

 

今回の中学生の定期テスト、3年生の多くの生徒が高得点を取った。よく頑張った。

塾での勉強時間が長い生徒ほど、点数がよく取れるという調査結果を出したことがある。

言い訳ばかりする生徒にはいつも言っているが、自分で出来るなら塾はいらないのである。

 

スポーツでも武道でも、勉強でも、とりあえず素直に指導者の言う通りやってみること。

それで出来なかったら指導者をうらんでもよろしい。

1か月以上働いて1日しか休みが無い。塾長のやる気だけが空回りだ。

 

自分次第だと思うので、それを分かって欲しくて(ビリギャル)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指導方針の違い

中学まではあまり学校の個性というものがありませんが、高校になるとだいぶ違いが出てくるようです。

私立学校は個性が強いことは想像できますが、公立高校で個性が強いというのはあまり分からないと思います。

個性があることは良いのですが、厄介なのが生徒の思惑と学校の方針が違う時です。

 

具体的には、

生徒は推薦で大学に行きたいのに、学校は一般受験をさせたくて仕方ない

という時です。

 

推薦のデメリットだけを刷り込んで、より上位の大学を受けさせようとします。

当然落ちても責任は取りません。自己責任ですから。

 

受験校にしたくて必死なんでしょうね。

近くの中堅校がこの傾向にあります。

 

私立でもこういう学校はあります。

淵野辺の方にある私立高校です。
同じ学校内でコースを複数設けて、特進、進学など、どっちが上かわからない名前。

一般受験をさせることを前提として勉強させているのですが、文武両道とか言い出して学校行事を積極的にやらせる。

これから受験本番の3年生にテーブルマナーとか言って舞浜にあるディズニーランドのホテルで実施する。

当然生徒の多くは終わった後にディズニーランドで遊んで帰る。おまけに先生たちも慰労会。

8月からAO入試が始まるのに、夢の国に行ってる場合じゃありません。

 

学校生活は大切ですが、程度というものがあります。

中学生とは違いますから、勉強時間を削ってまで文化祭を楽しみたいのなら浪人覚悟です。

高校生活は二度とありませんから、思いっきり楽しむのは否定しません。

ですが、受験をがんばりたい生徒の足を引っ張るのは止めてもらいたいものです。

 

上位の大学に受からせたいのか受からせたくないのか分かりませんよね。

 

当塾は、そういう学校はお勧めしません。

 

高校はよく考えて、自分に合った学校に行きましょう。

 

 

国語はむずかしい

小田急線に乗っているときのことですが、女性専用車両についてのアンケート結果がありました。
『女性専用車両に賛成する意見の〇〇%が男性の意見です。』
というものです。何%かは忘れました。

そこで近くにいた若い会社員っぽい男性が同僚と会話している声が聞こえました。
「これって、女性の〇〇%は女性専用車両に反対なんでしょ?じゃあ、〇〇%の女性は男性と一緒の方がいいってこと?」

いやいや、そういう話ではありませんよね。

小田急線に寄せられた意見のうち、賛成である意見のなかでの男性の割合なだけであって、反対意見は計算にふくまれていないのです。
賛成意見だけを取り除いて、その中での男女の割合を計算しているのです。分かりますか?

いい年した大人が分からないのですから、高校生までの生徒も混乱するかもしれません。

もう少し細かい話をしてみます。
たとえば、賛成も反対もあわせていろいろな意見が全部で500通来たとします。
その中で賛成意見が200通、反対意見が150通、どちらでもないが150通だとします。
そしてこの賛成意見200通の中では男性が〇〇%だった。という話です。

国語っていつも後回しにされる教科ですね。
『日本語だからわかるだろ。』
って思っている生徒が多いと思います。

日本語として会話はできているんですよね。
でも、話している内容が正確に伝わっているとは限らないんですよ。それと同じように、自分が読んで理解したと思っている文章が、正確に理解できているとは限りません。
問題の意味が分からない」ということが多いですよね?

日本語もきちんと理解できないのに英語が分かるはずもありません。

どんな教科でも、国語が分からなければ理解できません。
まずはしっかり国語を見直しましょう。

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

謝るのは得意だ。

 

ある芸能メンバーの謝罪会見と、あるスポーツ監督の謝罪会見、テレビやネットって怖いものだ。

誰かがこう言った。「1000人に怒られる社会」だと。

なるほど、うまいこと言う。関係のない人が謝罪を求め、言語道断だと断罪する。

よく知りもしないのに報道だけの情報で自分の意見をネットに書き込む。

 

昔の人がこう言った。「一方聞いて沙汰するな」と。(片方の言い分だけで判断するなということ)

なるほど、うまいこと言う。ケンカにはどちらにも言い分がある。

とりあえず話を聞かないとわからない。

 

どこかの小学校の先生が生徒に「窓から飛び降りろ」と言って処分された。しかし保護者によって処分の取り消しを求める署名活動が行われている。良い先生だったようだ。

マスコミの報道はマスコミの都合のいいようにコントロールしてる。

 

人生の希望は勤勉が決める(中国 ことわざ)

新たな決意

県立高校の入試が終わりました。

形はどうであれ、みんなが進学できることに安心しました。

 

この塾は高校の名前を気にしません。ですから「〇〇高校〇名合格」なんて出しません。

それは、いつも塾長が言っているように、高校の名前で人生は決まりませんし、ただの通過点に過ぎないからです。

 

ついこの間の話ですが、塾長が対談している他塾の先生と話しているときに、塾長と同じことを言っていました。

「あの進学校なんて、東京都に行ったら誰も知りませんよ。湘南は別にして、翠嵐だって知っている人少ないんじゃないですか?」

と言っていた。

 

みなさんは、お隣の町田市で一番難しい高校は知っていますか?東京都では?

埼玉県で一番難しい高校は?

 

東京都は私立と国立を含めると有名校が多いので、知っている人もいるかもしれませんが、埼玉県は塾長も全く分かりません。

 

それでは上位校は、行っても何も良いことが無いのか?といえば、それも違います

やっぱり大学の推薦で違いが出ます。湘南高校の人に聞きましたが、早稲田や慶応の推薦枠が余っているようでした。
公立の大学を目指す生徒が多いので、有名な早稲田や慶応でも希望しないのです。

 

先週、ある卒業生が5年ぶりに塾に来てくれました。

はっきり言って勉強はしない生徒で、高校も学力が低い私立に単願で行きました。

この生徒、高校では真面目にすごして、大学にAO入試で合格しました。学力は低い大学ですが、有名な総合大学で、誰でも知っている大学です。

本人はとても満足していて、お勧めの大学だと言っていました。

 

その優秀ぶりが買われて、高校では下級生に合格ストーリーをスピーチし、大学でも高校生相手にスピーチしたそうです。(お金までもらって!)

 

人生、どこで変わるか分からないですが、頑張ることが道を開いてくれます。

自分が出した結果には、結果はどうであれ、納得のいくようにしてください。

 

それにしても、5年ぶりに生徒が来てくれて、本当にうれしかった。

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

出会いと別れの季節(きせつ)だが、再会(さいかい)の季節でもあったか。

しばらく前に、ある理由で塾をやめた生徒が高校の合格の報告に来てくれた。

合格もうれしかったが、来てくれたことがとてもうれしかった。思い出すだけで涙が出る。

数年ぶりに来てくれる生徒もいれば、毎年来てくれる生徒も、塾を辞めても来てくれる生徒もいる。

それがこの塾の自慢だ。

 

いろいろ間違いだらけの塾長だが、忙しいのに時間をつくって会いに来てくれる。

それだけで塾長はここにいる価値があったとうれしくなる。

塾長にも老化がちらほら出始めたが、まだ頑張らなければと思いなおした。

さて、次の受験に向かって本気だすぞ。

 

学ぶとは誠実を胸に刻む事、 教えるとは希望を語ること

(ルイ・アラゴン フランスの小説家)