「塾のこととか」カテゴリーアーカイブ

誤解されている言葉

〇情けは人の為ならず

人に情けをかけると、めぐりめぐって自分に返ってくること。だから情けをかけた方が良い。

情けをかけることは人のためにならないという意味ではありません。

 

〇確信犯

信条や信念を確信して実行する犯罪。悪いと思っていないで行われる。

したがって、悪いと確信して行われる犯罪ではありません。間違(まちが)って使われることが多すぎて、逆にこちらを指すことが多くなっています。

塾長は、間違って使われることが多いからといって、本来の使われ方から変えてしまうのは間違っていると思います。

 

〇姑息な手段

その場しのぎの方法。一時の間に合わせで使われる方法。

卑怯な方法という意味ではありません。

 

〇役不足

実力や能力が高くて、今の役割では足りない事。

能力が足りなくて、その人では出来ないという意味ではありません。

 

〇小春日和

秋の終わりごろの温かい日です。冬に近いのに、春のような温かい日であることから。

したがって、春ではありません。

 

先月の続きのような国語の内容ですが、みなさんは勘違いしないようにしましょう。

 

まだまだたくさんありますが、聞いただけでは正しい意味がわからない日本語はたくさんあります。

塾長だって知らないこともあり、いまでも新しい言葉を覚えることがあります。

 

 

今の時代はスマホという便利なものがあります。昔みたいに辞書を引いて調べなくても、スマホに入力したり話しかけたりするだけで分からないことがすぐに分かります。

 

勉強というのは人から教えられるものなんてすぐに忘れます。

自分から勉強したものは忘れにくいです。

 

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

全ては自分次第

塾長が19歳のころ、30歳(さい)ぐらいの人から「19なんて何にでもなれるじゃん」って言われたのを覚えている。今になって思うと、塾長も同じように若ければ可能性は大きいと思うようになった。

 

「どういう子が、勉強が出来るようになりますか?」と聞かれることが多い。

「素直な生徒です」と即答する。

塾長は居合も教えているように、人を教えることが多い。正直に言って、人によって多少の能力の差はある。だけど、ほとんどが自分の努力でなんとかなる差だ。

 

今回の中学生の定期テスト、3年生の多くの生徒が高得点を取った。よく頑張った。

塾での勉強時間が長い生徒ほど、点数がよく取れるという調査結果を出したことがある。

言い訳ばかりする生徒にはいつも言っているが、自分で出来るなら塾はいらないのである。

 

スポーツでも武道でも、勉強でも、とりあえず素直に指導者の言う通りやってみること。

それで出来なかったら指導者をうらんでもよろしい。

1か月以上働いて1日しか休みが無い。塾長のやる気だけが空回りだ。

 

自分次第だと思うので、それを分かって欲しくて(ビリギャル)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指導方針の違い

中学まではあまり学校の個性というものがありませんが、高校になるとだいぶ違いが出てくるようです。

私立学校は個性が強いことは想像できますが、公立高校で個性が強いというのはあまり分からないと思います。

個性があることは良いのですが、厄介なのが生徒の思惑と学校の方針が違う時です。

 

具体的には、

生徒は推薦で大学に行きたいのに、学校は一般受験をさせたくて仕方ない

という時です。

 

推薦のデメリットだけを刷り込んで、より上位の大学を受けさせようとします。

当然落ちても責任は取りません。自己責任ですから。

 

受験校にしたくて必死なんでしょうね。

近くの中堅校がこの傾向にあります。

 

私立でもこういう学校はあります。

淵野辺の方にある私立高校です。
同じ学校内でコースを複数設けて、特進、進学など、どっちが上かわからない名前。

一般受験をさせることを前提として勉強させているのですが、文武両道とか言い出して学校行事を積極的にやらせる。

これから受験本番の3年生にテーブルマナーとか言って舞浜にあるディズニーランドのホテルで実施する。

当然生徒の多くは終わった後にディズニーランドで遊んで帰る。おまけに先生たちも慰労会。

8月からAO入試が始まるのに、夢の国に行ってる場合じゃありません。

 

学校生活は大切ですが、程度というものがあります。

中学生とは違いますから、勉強時間を削ってまで文化祭を楽しみたいのなら浪人覚悟です。

高校生活は二度とありませんから、思いっきり楽しむのは否定しません。

ですが、受験をがんばりたい生徒の足を引っ張るのは止めてもらいたいものです。

 

上位の大学に受からせたいのか受からせたくないのか分かりませんよね。

 

当塾は、そういう学校はお勧めしません。

 

高校はよく考えて、自分に合った学校に行きましょう。

 

 

国語はむずかしい

小田急線に乗っているときのことですが、女性専用車両についてのアンケート結果がありました。
『女性専用車両に賛成する意見の〇〇%が男性の意見です。』
というものです。何%かは忘れました。

そこで近くにいた若い会社員っぽい男性が同僚と会話している声が聞こえました。
「これって、女性の〇〇%は女性専用車両に反対なんでしょ?じゃあ、〇〇%の女性は男性と一緒の方がいいってこと?」

いやいや、そういう話ではありませんよね。

小田急線に寄せられた意見のうち、賛成である意見のなかでの男性の割合なだけであって、反対意見は計算にふくまれていないのです。
賛成意見だけを取り除いて、その中での男女の割合を計算しているのです。分かりますか?

いい年した大人が分からないのですから、高校生までの生徒も混乱するかもしれません。

もう少し細かい話をしてみます。
たとえば、賛成も反対もあわせていろいろな意見が全部で500通来たとします。
その中で賛成意見が200通、反対意見が150通、どちらでもないが150通だとします。
そしてこの賛成意見200通の中では男性が〇〇%だった。という話です。

国語っていつも後回しにされる教科ですね。
『日本語だからわかるだろ。』
って思っている生徒が多いと思います。

日本語として会話はできているんですよね。
でも、話している内容が正確に伝わっているとは限らないんですよ。それと同じように、自分が読んで理解したと思っている文章が、正確に理解できているとは限りません。
問題の意味が分からない」ということが多いですよね?

日本語もきちんと理解できないのに英語が分かるはずもありません。

どんな教科でも、国語が分からなければ理解できません。
まずはしっかり国語を見直しましょう。

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

謝るのは得意だ。

 

ある芸能メンバーの謝罪会見と、あるスポーツ監督の謝罪会見、テレビやネットって怖いものだ。

誰かがこう言った。「1000人に怒られる社会」だと。

なるほど、うまいこと言う。関係のない人が謝罪を求め、言語道断だと断罪する。

よく知りもしないのに報道だけの情報で自分の意見をネットに書き込む。

 

昔の人がこう言った。「一方聞いて沙汰するな」と。(片方の言い分だけで判断するなということ)

なるほど、うまいこと言う。ケンカにはどちらにも言い分がある。

とりあえず話を聞かないとわからない。

 

どこかの小学校の先生が生徒に「窓から飛び降りろ」と言って処分された。しかし保護者によって処分の取り消しを求める署名活動が行われている。良い先生だったようだ。

マスコミの報道はマスコミの都合のいいようにコントロールしてる。

 

人生の希望は勤勉が決める(中国 ことわざ)

新たな決意

県立高校の入試が終わりました。

形はどうであれ、みんなが進学できることに安心しました。

 

この塾は高校の名前を気にしません。ですから「〇〇高校〇名合格」なんて出しません。

それは、いつも塾長が言っているように、高校の名前で人生は決まりませんし、ただの通過点に過ぎないからです。

 

ついこの間の話ですが、塾長が対談している他塾の先生と話しているときに、塾長と同じことを言っていました。

「あの進学校なんて、東京都に行ったら誰も知りませんよ。湘南は別にして、翠嵐だって知っている人少ないんじゃないですか?」

と言っていた。

 

みなさんは、お隣の町田市で一番難しい高校は知っていますか?東京都では?

埼玉県で一番難しい高校は?

 

東京都は私立と国立を含めると有名校が多いので、知っている人もいるかもしれませんが、埼玉県は塾長も全く分かりません。

 

それでは上位校は、行っても何も良いことが無いのか?といえば、それも違います

やっぱり大学の推薦で違いが出ます。湘南高校の人に聞きましたが、早稲田や慶応の推薦枠が余っているようでした。
公立の大学を目指す生徒が多いので、有名な早稲田や慶応でも希望しないのです。

 

先週、ある卒業生が5年ぶりに塾に来てくれました。

はっきり言って勉強はしない生徒で、高校も学力が低い私立に単願で行きました。

この生徒、高校では真面目にすごして、大学にAO入試で合格しました。学力は低い大学ですが、有名な総合大学で、誰でも知っている大学です。

本人はとても満足していて、お勧めの大学だと言っていました。

 

その優秀ぶりが買われて、高校では下級生に合格ストーリーをスピーチし、大学でも高校生相手にスピーチしたそうです。(お金までもらって!)

 

人生、どこで変わるか分からないですが、頑張ることが道を開いてくれます。

自分が出した結果には、結果はどうであれ、納得のいくようにしてください。

 

それにしても、5年ぶりに生徒が来てくれて、本当にうれしかった。

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

出会いと別れの季節(きせつ)だが、再会(さいかい)の季節でもあったか。

しばらく前に、ある理由で塾をやめた生徒が高校の合格の報告に来てくれた。

合格もうれしかったが、来てくれたことがとてもうれしかった。思い出すだけで涙が出る。

数年ぶりに来てくれる生徒もいれば、毎年来てくれる生徒も、塾を辞めても来てくれる生徒もいる。

それがこの塾の自慢だ。

 

いろいろ間違いだらけの塾長だが、忙しいのに時間をつくって会いに来てくれる。

それだけで塾長はここにいる価値があったとうれしくなる。

塾長にも老化がちらほら出始めたが、まだ頑張らなければと思いなおした。

さて、次の受験に向かって本気だすぞ。

 

学ぶとは誠実を胸に刻む事、 教えるとは希望を語ること

(ルイ・アラゴン フランスの小説家)

 

よくわからない塾の広告

たまに自分の塾の名前をGoogleで検索することがあります。

「梶原塾 東林間」で検索します。
すると、一番上に以下のように出てきます。

 

『梶原で人気の森塾の月謝は | 先生1人に生徒2人までの個別塾‎』

 

検索で出てきたので名前を伏せずにそのまま記載させていただきます。

 

梶原という地名は確かにありますので、そこにあるのなら文句は言いません。

(鎌倉や浅草に梶原という地名はあります)

しかし、リンクをクリックしても梶原にこの塾はありません。

 

まあ、別にいいですけどね。

 

それとは別に、いつも出てくる塾の広告があります。

『今、人気の〇塾の授業料は・・・』

となってて、クリックを促されます。

クリックしたら授業料が分かると思いますよね?

それが分からないのです。

クリックしたら、その塾のホームページが表示され、どこを見ても掲載されていない。

資料請求のメールをすると返信されてくるそうです。

 

こういうやり方は私は好きではありません。

ちなみに、当塾の授業料は掲載されているのでご安心ください。

 

 

十人十色(じゅうにんといろ)

元SMAPの人がツイッターで

『出勤の人の流れみて 色がないなぁ.と 俺は色だらけなんだなぁ.と 思う朝』

とつぶやいたそうです。

 

サラリーマンの通勤を見ていて思ったのだと思いますが、言いたいことはわかります。

しかし、言い方は良くないかと思いますよね。

 

今の世の中は、すぐに自分の意見を世の中の人に伝えられます。

やっぱり悪口を言う人がいるわけです。

悪気はなくても、それをこころよく思わない人もいるわけです。

 

色って何ですかね。服の色のことでしょうか。個性でしょうか。

個性は外見だけではありません。同じような服を着ていても、心の中までは同じとは限りません。

 

しかし、会社員のほとんどが同じような服をきて、ネクタイをしめて仕事していることにも疑問が無いわけではありません。

サラリーマンは社会の歯車なのか。歯車にだって誇りがある

お飾りは無くても社会は成り立つが、歯車は一つ欠けたら動かない

 

 

最近の子供たちは、塾長の世代に比べて真面目な子供が多い気がします。

給料が高いという理由で弁護士やパイロットを目指した塾長ですが、慎重に将来を考えている生徒を見ていると、ずいぶん大人に見えてきます。

 

 

話は変わりますが、『子供』って『子ども』(交ぜ書きという)になっているんですよね。小学校の人から言われました。『こども』を『供える』『お供する』を思い出して差別になるらしいです。

(「子ども」はあるけど「こ供」って無い。)

しかしながら、文部科学省の公文書では『子供』に統一するそうです。差別表現にはならないとの公式見解だそうです。

広辞苑にも『子供』としか書かれておらず、もはや『供える』などはこじつけかと思われます。

 

昔の漢字の成り立ちや勝手な想像で、今使われている字を変えようとすることがあります。

時代の流れで変わっていくべきなのか、過去は過去で気にする必要が無いのか。

 

一部の人たちに振り回されるなんて、たまったものではありませんけどね。

 

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

この前の成人式の日、卒業生が塾に来てくれた。中学生だった彼らはもう大人だ。

時を異にして、別の卒業生が塾に来てくれた。塾長が相談相手であり、塾長の相談相手だ。

 

今年もそろそろお別れの時が近づいてきた。

また、違う始まりの生徒もいる。中学進学、高校進学、学生に休む暇はないのだ。

 

卒業生と言ったが、この塾に卒業は無い。区切りをつけるのがイヤだからだ。

この塾は道場である。生涯稽古。

塾生の成人式をやろうと思う。

 

お会いしたその日から、別れの時の来るのが辛うござんした

(男はつらいよ  車 寅次郎)

 

 

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将来の夢

みんなが塾の体験に来た時に、将来の夢をアンケートで聞いています。

将来の夢って聞くと、スポーツ選手や医者などを思い浮かべますが、アンケートに書かれているのは意外と現実的なこと(普通の会社員)だったり、決まっていなかったりすること多いです。

 

近隣の小学校に夢先生というのが来たことがあります。宇宙飛行士やプロサッカー選手が来ていました。

 

塾長はこれにとても疑問(ぎもん)を感じます。

 

夢って有名になってお金持ちになることじゃないといけないんですかね?

 

この国は技術で大きくなった国です。資源もなければ国民的に身体能力が高いわけでもありません。

要するに頭脳や真面目さで頑張ってきた国なんじゃないですか?

 

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

以前も書いたことがありますが、福沢(ふくざわ)諭(ゆ)吉(きち)の『学問ノススメ』にある一言。

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといへり」

これはアメリカ独立(どくりつ)宣言(せんげん)の引用です。

人は平等だってことですが、これは福沢諭吉が言った言葉ではありません。つづきがあります。

 

「されども今廣(ひろ)く此人間世界を見渡すにかしこき人ありおろかなる人あり貧しきもあり冨めるもあり貴人もあり下人もありて其(その)有様(ありさま)雲(くも)と坭(どろ)との相違あるに似たるは何ぞや」

「人は生まれながらにして貴賤(きせん)・貧富(ひんぷ)の別なし。ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人(きじん)となり富人(とみひと)となり、無学なる者は貧人(ひんひと)となり下人となるなり」

 

むずかしく書いてありますが、「人は平等と言ってても身分の差があって金持ちもいるし貧乏人もいるのはなぜか?それは勉強をしているかしていないかだ。」っていうことを言っています。

 

もっとたくさん書いてありますが、簡単に言うと「勉強すれば良いことがある」程度のことです。

 

「難しいことを学んで良い成績を取れ」とも書いていません。がんばりなさいってことです。

 

塾長も同じことを言っています。100点が良いとも、内申5が良いとも、◎が良いとも言っていません。その結果が、がんばった結果かどうかだっていうことです。

 

特に日本人は努力をしない人が嫌いです。逆にいえば努力する人は多少失敗しても許されます。

 

どういう人と働きたいか、よく考えてみると世の中良くなると思います。

 

 

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相原高校文化祭

台風が来てて厳しかったです。

 

今年も相原高校の文化祭に来ました。

あいにくの雨で写真も取れませんでした。

 

が、しかし

相原の牛肉はおいしかったですよ。

もつ煮も安くてうまい。

 

これが目当てで行ったので満足です。

 

ニワトリと烏骨鶏の説明をしてくれた生徒、丁寧に教えてくれて勉強になりました。

 

動物園みたいでたのしい学校ですね。

 

 

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なぜ勉強するのか

今、ドラマの話題をネットで見つけたので気になった事を書きます。

『先に生まれただけの僕』の中で、”なぜ勉強するのか”というテーマについて触れていました。
その中で、数学はなぜ学ぶか、英語はなぜ学ぶかなどに真摯に答えていました。

数学は、正しい判断力を付けるために勉強する。
数学が強ければ、うまい儲け話などにひっかからないかもしれないとのことでした。

英語は、世界中から情報を得るためとか、将来の幸せをつかむためとのことでした。

 

ここからは塾長の見解ですが、子供たちはこの説明で納得するのでしょうか。
私は納得いきません。

上げ足を取る言い方かもしれませんが、「数学が弱かったら詐欺にあうのか?」ってなりませんか?
「英語が出来なかったら、将来幸せになれないのか、世界に取り残されるのか?」と。

英語なんて塾長が子供の頃(30年前)から同じ様なことをいっていて、未だに英語教育は進んでいません。

 

塾長は高校では理系で進み、大学は文系に進みました。
微分積分や代数幾何は塾講師になるまで忘れていました。
何の役に立ったかは全く実感ありません。

もちろん役に立つ勉強もたくさんありました。
ですが、やらなければならなかったとは思いません。
受験には役に立ちました。

そもそも、「役に立つから勉強しろ」なんて言われた事がありません。
「役に立つから勉強しろ」とも言いません。

子供たちの可能性がどこにあるのかわからないから、それを発見するために勉強していると思っていますし、何より、『役に立たないかもしれないことに、どれだけ頑張れるかを測る為』だと思っています。

得手不得手は誰にでもあります。
でも努力は誰にだって出来ます。

それを測るのが勉強だと思っています。

答えは人それぞれあるのかもしれません。

ただ、『役に立つ』という結論を先に持ってきて、無理に理由を付けるのは納得いきません。

なぜ勉強するのか。
では勉強しないのか。

自分自身で考えてもらいたいです。

 

 

 

 

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部活と勉強

部活はたびたび塾長が話題にしていますが、それなりに重要な理由があるので話しています。

 

当たり前ですが、部活は義務では無いのです。

部活や学校以外での習い事をしている生徒は中学生で90%、高校生で70%ぐらいです。

中学では、ほぼ強制的に部活に入部させる学校もあります。

高校ではそういった学校はあまりありません。

 

一日2時間から3時間で、週に6日の学校が多く、次に7日の学校が多いようです。

 

毎日2時間ある教科なんてありませんので、部活に入部している生徒は、学校で一番勉強する教科は国語でも数学でもなく、部活であると言えます。

 

部活は楽しいですよね。それはやりたくて入部したんですから楽しいです。

学校は勉強するところですが、やりたくない勉強よりもやりたい部活に行きたくなります。

 

じゃあ、生徒は将来何になりたいかと聞いても、スポーツ選手やそれに近い仕事をしたいという生徒はあまりいません。

塾に来ているぐらいですから、大学に行って、そこそこの会社に入ったり、とにかくすぐに働きたくないから高校・大学に行ったりという生徒が多いです。

 

言っていることとやっていることがバラバラじゃないですか?

やりたいこと(部活)をそこそこ楽しんで、嫌な事(勉強)からは部活を理由に逃げて、そして学力(大学卒)で生きていこうとする。

答えは自分でしっかり見つめてください。

 

そう言う塾長は中学・高校ともに運動部に入っていました。書道もやっていましたし、写真も趣味でやっていました。高校の時は毎日10㎞ぐらい走っていた時期もあります。

 

後悔なんて塾長はしたことがありません。

何が言いたいかというと、自分の行動は自分で責任を持ってくださいっていうことです。

 

親や塾長は、とりあえずアドバイスします。それは経験から言っているものです。

 

勉強から逃げないのは正しい道。逃げるのもまたひとつの方法ではあります。

あとは逃げきる覚悟があるのかないのか。

 

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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』

10月9日、水鴎流古伝武道大会に出場してきた。

勝ち負けがどこでつくのか、全く分からない不思議な大会だ。結果は2回戦負け。

1回戦よりも2回戦の方が絶対に勝つと思って奥義を封印していたら、出す前に負けたってやつだ。

 

今回でこの大会に出場し始めて7年目になるが、時代の流れを感じた。

水鴎流の宗家は高齢になり、正座が難しかったようだ。小学生だったお孫さんは立派に成長なさっていて、もう高校生ぐらいになっていた。

塾長の息子も初出場し、初戦を勝利した。世代交代の兆しが見えた。

 

10月10日、今年も塾長の誕生日が来てしまった。

たくさんの塾生や卒業生に祝ってもらえて、また1年頑張れると思う。

誕生日というのは祝うべきか、祝わないべきか。

もう年賀状が売り始めていた。イヤな風景だ。

 

 

お前が休んでるとき、俺は練習してる。
お前が寝てるときも、俺は練習してる。
お前が練習してるとき、もちろん俺も練習してる

(フロイド・メイウェザー・ジュニア(プロボクシング5階級王者))

 

 

 

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