県立高校の進学校で、新入生向けに配られたプリントが話題になっていました。
高校生にはそれと同様のものを渡してみましたが、おそらく実感がわかないと思います。
その学校は、「覚悟」をもって入学してくることを望んでいて、中学4年生ではなく、高校1年生になることを求めています。
要するに、このトップ校では、入学して安心している生徒が多く、中学生からの意識が変わらないことに危機感を感じているようです。意識が変わらない生徒は、本人の希望する大学には行けません。
それは進学実績でわかります。トップ校にもかかわらず、それに見合った大学に受からない生徒が大勢いるのです。このことに思うことがあるのだと思います。
みなさんは、県立の一番学力が高い高校と、東大や京大を同一レベルと見てはいませんか?
東大・京大・一橋・東工大など・・・湘南・翠嵐・厚木・川和など
慶応・早稲田・・・大和・相模原など
MARCH・・・海老名・麻溝台・座間など
こんな風に思っていませんか?
甘い!甘すぎる。
翠嵐高校で東大合格者は5%です。それでも30%は国公立に行っているので優秀ではあります。
この辺のトップ校は厚木でしょうか。ここでも国公立へは30%を少し下回るぐらい行っているので優秀です。
いいですか、みんなが天才だと思っているクラスの友達でも、東大に行くのは5%未満だということ。
彼らが必死に勉強して、やっと行けるのです。
特に注意しなければいけないのはMARCHや早慶に行けると思っている生徒。近くでは麻溝台や大和、海老名などの生徒です。半数ぐらいがFランと呼ばれる大学に進学する現実。
高校受験と同じような努力でMARCHや早慶に受かると思っている非常に意識の弱い生徒が多い。
甘すぎるんです。推薦ならばよいでしょう。ですが一般入試では、普通の努力では万に一つも受かる可能性はありません。0%です。
Fランに行ってもいいんです。ただし、意思を持って行ってください。
人以上の努力でしか、自分に自信はつかず、また結果もついては来ないのです。
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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』
先日、居合道と剣道の審査があった。
塾生が一人、居合道の審査に臨み、一級を取得した。
やっと居合道の門に立ったところだろう。秋には初段を受審するのでがんばってもらいたい。
塾長が剣道の審査に臨み、二段を取得した。
段位はともかく剣道歴が長いので、周りも塾長自身も受かるとは思っていたが、正直いって非常に緊張した。審査中に足がつったときは死んだと思った。
審査が終わってから道場の先生に「攻めが無い」とのお叱りをいただいた。
この年になって指導を受けるのは楽しいものである。
一緒に受審したおっさんたちの中に、居合を始めた人がいた。居合でも会えるときが来ることを願っている。
指導できること、指導されること、周りの人たちのおかげだと強く思った。
ありがとうをいっぱい集めること そうすれば、きっと幸せでいられます
(2015年3月 くぬぎ台小 教頭)
生徒と共に歩む塾。梶原塾
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