指導方針の違い

中学まではあまり学校の個性というものがありませんが、高校になるとだいぶ違いが出てくるようです。

私立学校は個性が強いことは想像できますが、公立高校で個性が強いというのはあまり分からないと思います。

個性があることは良いのですが、厄介なのが生徒の思惑と学校の方針が違う時です。

 

具体的には、

生徒は推薦で大学に行きたいのに、学校は一般受験をさせたくて仕方ない

という時です。

 

推薦のデメリットだけを刷り込んで、より上位の大学を受けさせようとします。

当然落ちても責任は取りません。自己責任ですから。

 

受験校にしたくて必死なんでしょうね。

近くの中堅校がこの傾向にあります。

 

私立でもこういう学校はあります。

淵野辺の方にある私立高校です。
同じ学校内でコースを複数設けて、特進、進学など、どっちが上かわからない名前。

一般受験をさせることを前提として勉強させているのですが、文武両道とか言い出して学校行事を積極的にやらせる。

これから受験本番の3年生にテーブルマナーとか言って舞浜にあるディズニーランドのホテルで実施する。

当然生徒の多くは終わった後にディズニーランドで遊んで帰る。おまけに先生たちも慰労会。

8月からAO入試が始まるのに、夢の国に行ってる場合じゃありません。

 

学校生活は大切ですが、程度というものがあります。

中学生とは違いますから、勉強時間を削ってまで文化祭を楽しみたいのなら浪人覚悟です。

高校生活は二度とありませんから、思いっきり楽しむのは否定しません。

ですが、受験をがんばりたい生徒の足を引っ張るのは止めてもらいたいものです。

 

上位の大学に受からせたいのか受からせたくないのか分かりませんよね。

 

当塾は、そういう学校はお勧めしません。

 

高校はよく考えて、自分に合った学校に行きましょう。