入学・進学おめでとうございます。
新学年になり、いろいろ忙しいと思います。
今回は、個別学習塾の選び方について考えてみたいと思います。
個別になると、集団と違って人気講師の講義とかはありません。 担任制とかは良くありますね。
前回の塾選びでも申し上げましたが、この担任制も大学生講師ではあやしいものです。
しかし、講師を見ただけではわかりません。
大学生講師でも当たりを引けば良いわけですし、塾がしっかりしていれば大学生講師でも大丈夫かもしれません。
塾がどんな教え方をするかがポイントになると思います。
1.分からない部分をどうやって定着させるか
講師が懇切丁寧に説明していては、学校の授業をもう一回受けているのと大差ありません。
どんなに説明が上手くても、人間は忘れてしまうものです。
現に「わかった!」と感動して帰って行った生徒も次の日には忘れている、宿題で間違えている事は多いです。
自分で考え、理解していかなければ真の理解はできません。
英語・数学のようなつながりのある教科は、基礎の基礎まで立ち返って勉強する必要があります。
中3の生徒は中1からやり直す必要が出てくる事もあるでしょう。
学年をさかのぼってでもやり直せるか、急がば回れです。
基礎が出来なければ絶対に伸びることはありません。
真の理解を目指しているか、基礎からやり直し、定着するまで面倒みてくれるかがポイントです。
2.一人ひとりのカリキュラムをどう組むか
学年にもよりますが、授業数をどう使うかは非常に難しいです。
大体の生徒は苦手な数学と英語を塾で勉強すると思います。
神奈川県では中2の内申点から高校受験に関わってきます。
従って、内申を取らなければいける高校も限られてしまうと言う事です。
正直申し上げると、何十時間も勉強したところで成績が上がるかどうか分からない教科を勉強するより
得意科目の成績を上げる方が内申点が稼げる場合があります。
勉強してもしなくても成績は変わらないぐらい安定しているのなら、その教科は優先順位を下げて他の教科に時間を割くべきです。
他塾で、中3生は一日一時間一教科を一週間やるそうで驚きました。
月⇒英語、火⇒数 など。
二兎追うものは一兎も得ず。
これでは上げられる教科も上げられませんし、がけっぷちの教科は成績を下げます。
効率よく内申点を上げて受験を有利に導いてくれるかがポイントです。
3.自宅学習をどうするか
多くの生徒が週に3,4時間塾で授業を取っていると思います。
良く言われるのが、学年プラス一時間の勉強時間が毎日必要という言葉です。
一概には言えませんが、勉強が不得意な生徒はこれぐらいしなければいけません。
ということは、中3生は塾での勉強だけでは到底間に合いません。
現状維持すらできません。
家庭と連携し家庭学習を考えているか
塾内に自習スペースがあり、自習の指導をしているかがポイントです。
必ず体験授業を受けて見ることです。
保護者の方も一緒に見てください。
生徒だけの意見ですと、友達が居れば悪い事は言わないでしょうし塾の評価以外の要因で左右される事もあります。
長い付き合いになりますから、焦らずじっくり探す事です。
他にもたくさん見たいところはありますが、またの機会にしたいと思います。
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