中学校では期末テストが終わり、高校生は中間が終わって期末テストが始まるころです。
去年はコロナで塾も席を減らしていましたが、今年はそこそこ自習もしてもらっています。
中学生のテスト前2週間の勉強時間を見てみました。
だいたいの時間ですが、一番勉強した生徒と、勉強していない生徒を見てみましょう。
一番勉強した生徒(3年生) 80時間前後
一番勉強していない生徒(1、2年生) 20時間前後
4倍ぐらい違うのですが、毎年このぐらいです。
受験生優先なので、1年生は少し早めに帰宅してもらっていました。
2年生の勉強時間が少ないことが特に目立ちます。塾長は毎年のことなので、2年生が勉強しないことには慣れているのですが、解決策はなかなか見つかりません。
しかし、普通に順調な成長過程だとも思っています。
『中学生の時に、もっと勉強しておけば良かったなぁ』と思うこともあるでしょう。しかし、そう思うことも勉強の一つだと思います。
塾長がいつも思うことは、目標が高い学力ではないならば、そこまで必死に勉強することも無いし、他にもやり方はある。しかし、高い目標を持っているのに、自分の遅いペースで勉強しつづけるのはダメだということです。
勉強が出来ない大きな原因は2つあると思っています。
・勉強時間がそもそも少ない
・塾長の指示通りにしない
勉強は質も量も必要です。効率とかの話は偏差値70を越えてから言ってください。
あと、自分のやり方で勉強したいということも毎年聞きますが、それも偏差値70を越えてから言ってください。
後悔先に立たず。自分に納得のいくようにしてください。
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今日も昨日と同じか?
時代の変え方。
「先生、稽古中に音楽流してやるのはどうですか。」
剣道の稽古に行ったときに、冗談っぽく聞いてきた生徒がいた。
「俺じゃあもう変えられないから、お前たちが変えて行ってくれ。」と言っておいた。
えらそうなおじさんや老人たちが全てを決める剣道では、変化に何十年もの時間が必要だ。
居合道の試合で、子供たちがさわぐと怒られるが、多少うるさいぐらいで居合が出来ないようなら居合なんてやめてもらいたいとも思う。
勉強はどうだろう。音楽を聴きながら勉強するというのはよく聞く話だ。それで集中できるならそれでもいいだろうが、聞きながら勉強する優秀な人をほとんど見たことが無い。
塾長は、音楽を流しても、勉強を始めると全く耳に入ってこないので、結局流さない。
スマホも音楽も、要は覚悟があるのか無いのかだ。君らの目標に向けての。
五ツある くせをばひとつ 直しつつ
あとの四ツをば しだいしだいに 竹内流捕手腰廻小具足