どこかの会社のえらい人が言っていたのですが、
『人を雇うときは、5年後に自分の上司になっていそうな人を雇え』
と言っていました。
会社が成長するには、優秀な人が必要です。どんどん優秀な人をあつめないと、会社は成長できませんから。
『自分より偉くなってほしい』『自分より優秀になってほしい』というような、自分を超える人になってもらいたいと思うのは親も同じだと思います。
学校の先生や塾の先生も同じで、自分を超えて行ってもらいたいと思って教えるのです。
自分では果たせなかった夢を、次の世代に期待しているのでしょう。
先生を超えられるかどうかはわかりませんが、教えてもらう人は先生からそういう期待をされているということです。
しかし、それなりの環境が無ければ、期待だけされても困りますよね。
塾長の世代(1993年受験)の大学進学率は、塾長が生まれた年(1975年)よりも低い(男性は)。奨学金制度もあまり充実はしていなく、大学に行くよりは就職したほうがいいと考える人も多かった。
1993年の大学入学者数:81万人、18歳の人口:198万人
2023年の大学入学者数:68万人、18歳の人口:110万人
1992年、高校卒業してすぐに大学に入れた人は19.2%、2022年では55.3%。
大学に進学することがとても簡単になった。
大学や専門学校に行くことは、昔にくらべてとても簡単になっているはずです。
これは教育を受ける環境が良くなったと言えると思います。
教育を受ける人が増えることによって、昔よりも良い世の中になっているような気がします。
勉強ができる、できないにかかわらず、たくさん教育を受けてください。
そうすれば、今よりももっとよい世の中になっていくとおもいます。
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今日も昨日と同じか?
小さな変化
自動販売機が無くなった。売り上げが少なすぎるので、やめさせてほしいとのことだった。
実は塾の自動販売機はずっと赤字。電気代が月に3000円ぐらいで、利益は多い時で1500円。
だからこの13年ぐらい毎月毎月1500円から2000円ぐらいの赤字を続けていたのだ。
ちょっと便利だったし、災害時にも使えると思ってずっと置いていたが、ついに持っていかれてしまった。赤字は無くなったが、寂しくもある。
卒業生が来ると『変わりましたね』と言われることが多い。たえず変化する塾でありたい。
笑われて笑われて強くなる
(太宰 治)