「あせり」と「あきらめ」

大学の共通テストまで3カ月を切り、高校入試(にゅうし)もあと100日ちょっと。中学入試は100日を切りました。

 

どれもあと3カ月前後ですが、みなさんは、3カ月前は何をしていましたか?

そこから成長しましたか?

今から3カ月で、今までの3カ月よりも成長できると思いますか?

 

 

学校のワークは、提出日の前日にがんばればなんとかなります。

塾長も期限が近づかないと頑張(がんば)れませんので、気持ちはよくわかります。

 

入試は前日の一夜(いちや)づけではどうにもなりません。

今年の受験生は、入試が近づいていても、あまりあせりが見られません。

 

直前になってあせって勉強するのはまだマシなほうで、気持ちだけあせって何もせず、直前(ちょくぜん)になったらあきらめに変わることが最悪(さいあく)の最悪です。

あせるだけで何もしないで直前になってあきらめるぐらいなら、最初からやめた方が断然(だんぜん)いい

 

 

受験(じゅけん)なんて先のことだと思っていませんでしたか?

「まだ1年もある」

「まだ半年もある」

なんて思っていませんでしたか?

 

あっという間にあと100日という数字が出てきたと思います。

あせってばかりで何もできないかもしれません。

しかし、まずは一歩ふみ出すことです。

 

 

そして、がんばるしか結果は出ないことをわかってください。

今までの2倍勉強したところで、2倍の点数が取れるようにはなりません

 

大学の合格者と不合格者では、3年間で394時間の()があったそうです。

実際(じっさい)のテストの点数の差はわずかかもしれません。

394時間という時間が、わずか10点、20点の差を生むのです。

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今日も昨日と同じか


神は死んだ

 

塾長もレポートを書かなければならなかった。西洋(せいよう)哲学(てつがく)のレポートを書いていたが、簡単(かんたん)だと思っていたのに、信じられないぐらい(むずか)しかった。

ニーチェが言った「神の死」は、古い伝統(でんとう)での神が死んだわけであって、本当の意味での神との出会いだった。小難(こむずか)しい話は()いといて、「神の死」は衝撃的(しょうげきてき)だ。いいか悪いかは別にして、真理(しんり)を求める哲学者(てつがくしゃ)姿勢(しせい)感心(かんしん)する。

 

「長い物には()かれろ」という言葉がある。年寄(としよ)りやえらい人の言うことを聞けということだ。

日本は神に反抗するどころか、ただの人間にも反抗することができない。

真実(しんじつ)というのは、批判(ひはん)から生まれる。

 

道をえらぶということは、かならずしも歩きやすい安全な道をえらぶってことじゃない

 

                  ドラえもん