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やるかやらないか

中学生は各校とも期末テストが終わりました。

今回は中1から中3まで全体的に成果が出ていません。

 

なぜダメだったか。それは勉強時間が少ないだけです。

 

はっきり言って、週に3時間や4時間の塾の授業で成績が上がるはずはありません。

部活で忙しいのも、学校の提出物で忙しいのもみんな同じ条件です

3年生にもなれば塾に通っていることも、塾の宿題がある事も同じ条件でしょう。

 

時間が無いという理由で勉強しないのなら、成績を上げることは諦めなければいけません。

 

「優秀な人は環境に不満を言わない」

と誰かが言っていました。塾長もそう思います。

 

無理やりやらされなかったら勉強なんてしません。それは塾長も同じです。

あとはどこが違うか。

指導者の指示に素直に従うことです。
イヤイヤでもいいんです。とりあえず言われたことをやってみることです。

 

塾長は、その生徒の目標に合わせてやるべきことを言っているだけです。

何度も同じことを言いますが、どんな生徒が成績が上がっていくか。

『素直な生徒です』  これ以外にありません。

塾での勉強時間と点数の関係を調べたことがあります。

好成績を取る生徒は、テストがある月は月に50時間ぐらい塾で勉強しています。

今回の中3の勉強時間は、月に20時間から30時間。圧倒的に足りません。

いろんな事情はあると思いますが、成績だけを見ると、こういった関係が出てきます。

塾長は、テストの点を取れと言っているわけではありません。

『がんばりなさい』と言っているにすぎません

特に、高い目標をあげている生徒は行動が見られません。その程度で勉強していると言ってはいけません。

受験生は休みの日に1日15時間ぐらい勉強してください。これぐらい普通です。


———————-塾長語録 今日も昨日と同じか?—————–

楽しくない居合。

6月23日(日)、神奈川県居合道大会があり、参加した。

今回の大会も塾長はいいところが全くなかった。なぜかシードで、準優勝の相手と当たった。

優勝したのは塾長の後輩で、3段ぐらいまでは塾長が指導していた人だ。

今回の大会では、5段なのに自分でも信じられない失敗をした。ちょっとやる気無くした。

居合は5段になってから自分の成長に悩んでいる。来年は6段受審なのに自信が無い。

剣道は3段になって、これ以上をのぞんでいないから楽しくやってる。だがやる気はない。

大会では、2段と5段の部で塾長が教えてきた後輩が優勝したが、既に塾長よりも上手だろう。

やっぱり上達するのは自分の心次第なんだろうなぁと思う。

笑われて笑われて強くなる
(太宰 治)

有馬高校 体育祭

今日は東海大付属相模高等学校中等部の塾対象説明会に行ってきました。

いつも挨拶していた先生が栄転され、ちょっと寂しかったです。

来年の入試は中学校の定員を減らすそうで、少人数制になるそうです。受験は厳しくなるのでしょうか。

 

 

昼過ぎに東海大相模を後にして、有馬高校の体育祭に行ってきました。

見通しが甘かったです。

車で行ったのですが、簡単にコインパーキングがあると思っていたのが大間違い。

何にもなくて車で通りすがってみてきただけでした。

周りは田んぼで、落ちたら怖いなぁと思いました。

 

のどかなところにある学校でいいですね。

 

国語は勉強しなくていい?

『読解力高い子が「国語なんか、勉強したことありません!」というワケ』水島醉

 

こんな記事を読みました。

 

 

一言で言えば、

『読解力が高い子は、読書が好き』

ということらしいです。

 

 

「そうだろうなぁ」って思うかもしれませんが、塾長はこの記事に疑問があります。

 

まず、最初に言っておくと

読書は自分にとってプラスになります。

使える言葉が増えますし、漢字を覚えるかもしれません。(漢字が書けるようになるかは別です。)

読書はとてもおススメです。

 

ただし、この水島さんの言うことは極端すぎて参考にしかならないと思いました。

記事を読むと、小学校5年生の子が、京都大学の入試問題をすらすら解くそうです。

 

こういう極端な例を出して、あたかも誰にでも当てはまるかのように言うのはとても嫌いです。

 

「じゃあ、読書さえしていれば、超難関大学の国語は解けるのか」という疑問が出てきますよね。

 

もちろん読書することは自分にとって良いことだと思います。

しかし、マイナスもあると思うのです。

 

それは「時間」です。

 

読書はとても時間のかかる作業です。

 

塾長だって時間があれば読書を楽しみたいです。しかし、仕事に剣道、居合道の指導、読みたい本を買っては積みあがっていくばかりです。

 

読書ばかりしている子が「国語なんか、勉強したことありません!」なんて言うのかなぁ?

うまい話は信用ならない。

敵の成功を祈る

アメリカのプロゴルファーで、タイガー・ウッズという選手がいます。

2005年、アメリカンエキスプレス選手権の最終日のこと。

対戦相手のジョン・デイリーと優勝争いをしていて、ジョン・デイリーがパットを外せばタイガー・ウッズの優勝が決まるところでした。

タイガー・ウッズはジョン・デイリーがボールを打とうとしているときに

『入れ!』

「入れろ!」

と願ったそうです。

結果的にはライバルがパットを外してしまい、タイガー・ウッズが優勝しました。

相手の成功を願うこと、これは本当に大切な事です。

相手のパットを「外せ!」と願(ねが)ってしまったら、自分のプレーのやる気が下がってしまうのでしょう。

相手がパットを外した瞬間、タイガー・ウッズは非常に残念そうな顔をします。(動画で見ました)

タイガー・ウッズは、世界最高のプレイヤーですから、その相手も最高のライバルです。

ですから、相手がパットを決めて当たり前だと思っているそうです。

相手の成功を願うということは、自分自身のためでもあります。

脳は、『自分が勝った』と思うと能力を低下させるそうです。

『まだ勝ってない』と思わせないと、最後まで全力をつくすことが出来ません。

これはどんなスポーツでも同じことです。

最後の最後に逆転されることはよくあることで、みなさんも思い当たることがあるでしょう。

『気持ち』というのは結果にとても大きく影響します。

『勝った』『負けた』と思った瞬間、体の動きは悪くなります。 最後まで気を抜かないことが、いろいろなことの成功につながると思います。

新たな決意 2019

県立高校も私立高校も受験が終わり、塾長もほっとしています。

入試が終わったと思ったら期末試験があったので、ツラいけどがんばりました。

今年は受験生が多く、いつもよりも大変でした。そのせいか受験が終わったら塾に人が少ない状況がとてもさみしく思います。

みんなは進級・進学しますが、何のために勉強するのかを自分なりに考えて、そして納得してもらいたいと思っています。

『本当に勉強したくないのなら、やらなくてもいい』

と塾長はいつも言っています。

人から言われて中途半端に勉強していたら、満足のいく結果にはなりませんし、誰も得をしません。

『なんで必要のない勉強をしているのだろう』と言い始めて勉強から逃げます。

もちろん、『勉強はこれぐらいでいい』と決めるのもかまわないと思っています。

要は勉強するのか、しないのかという意思が欲しいのです。

と言っても将来のことなど分からないと思います。

自分が後悔(こうかい)しないようにするにはどうしたらいいか。考えてください。

高校や大学の名前は何かのきっかけになるかもしれませんが、人生を決めるものではありません。

塾長がその辺を歩いていたって、どこの大学を出たかなんてわからないですよね。

見た目では当然分かりませんし、行動を見ても分かりません。

どこかの塾の先生が

「塾講師は、社会に順応できずに、たまたま勉強だけは出来た人がやっていることが多い」

と言っていました。

言い得て妙。(うまい言い方という意味)

塾長はむずかしい事にばかり挑戦してきました。高い山に登りたかったんだと思います。

でも、どの山も高すぎて自分には無理だと途中であきらめました。

中途半端かもしれませんが、頂上が見え始めるぐらいまでは登ったつもりです。

登りもせずにあきらめたのが一つ。『宇宙飛行士』

当時はロシア語が話せないとダメだったことと、物理が出来なかったので応募すらしませんでした。でも、努力をしている姿は、だれもバカにしません。

———————–今日も昨日と同じか?————————–

3月はきびしい。

大学受験も高校受験も終わってひと段落。学年末テストも終わってふた段落。

1年で一番暇な月が3月だ。

人でいっぱいだった塾は授業が埋まっていても人が少なく感じる。

といっても既に次の受験の計画を頭の中で考え始めているけど、塾を巣立っていく生徒を思うと心配とさみしさがこみ上げてくる。

中学卒業で退塾した生徒も大学の合格を知らせに来てくれた。

3年間ってあっという間に過ぎるものだ。人の子の成長は早い。

1年前に稽古をつけた中学生が、今では普通に試合したら勝てないだろうと感じた。

また次の受験に向かってがんばろうと思。その前に確定申告だ。

人生の希望は勤勉が決める                     中国のことわざ

一年の計は元旦にあり

『1年の計は元旦にあり』と言われています。

この1年間の計画は元旦に立てるということです。何かを始めるには、最初にしっかりとした計画を立てるようにしましょう。

以前に翠嵐高校が新入生に配ったプリントにも同じようなことが書いてありました。

「最初に立てた目標よりも、途中で高い目標に変えることは難しい」ということです。

100m走で、みんながすでに50m走り終わっているのに、それに追いつくのは無理に近いです。

合格する自信は、勉強する以外に付きません。





—————今日も昨日と同じか?———————

今年は去年よりも成長したい。

クセというのは、強い意志が無いと直らない。

江戸時代のある居合の先生は、弟子の足の位置が悪いことを注意していたが直らないために弟子の足に刀を刺したそうだ。それ以来、足の位置は直ったらしい。

生活習慣も同じことで、いつもやっていることはなかなか止められない。

中高生だと学校から帰ったら寝てしまう生徒がおそらくいるだろう。

寝るのは気持ちがいい。一度寝たら最後。寝ないと体が持たなくなる。

塾長は夜が遅いので、朝は遅い。頑張れば早く起きられるけど夜がつらくなる。

年を取ったら別に不都合はないが、大学受験まで勉強が続く学生がそれでは困る。

夕方に寝る習慣が出来てしまったら地獄行き。受験は君らを待ちません。

年末年始は特別なのか

コンビニが24時間営業になったのは1975年だそうで、塾長が生まれた年です。

43年の月日を経て、24時間営業が少しずつ無くなっていっているようです。

やっぱり夜中や年末年始まで働くことへの疑問や、人手不足の問題があるようでした。

日本人は働きすぎなのか?

一概にそうとも言えないようです。先進国ではアメリカや韓国の方が働いているようです。

年間労働時間 韓国:2024 アメリカ:1780     日本:1710
(経済協力開発機構より)

「日本人は勤勉で働きすぎ」というのは戦時中から昭和までのことのようです。

江戸時代までは武士は週に3日ぐらいしか働いていませんでした。

「日本人は働きすぎ」ではなく、「日本人に限らず、働きすぎる人がたくさんいる」

ではないでしょうか。

「深夜や年末年始は休むべき」ではなく、「深夜や年末年始は休む選択肢もある」だと思います。

世間の休みが増えることはよいのですが、休んじゃいけない人たちもいます。

警察や病院は休めない人たちがいるのは理解できるでしょう。

働くことに対していろいろなルール(法律)はあります。あるべきです。

基本的には、働きたい人は働いて、休みたい人はもっと気軽に休めるようになればと思います。

この塾は年間70日休みがあります。(労働者の年間休日の平均は120日)

このうち、テスト前講習や年末年始で15日ぐらいが無くなります。

世間の半分以下の休みですが、塾長はまったく問題ありません。

(休みたいとは思いますが) 塾長は、必要とされているうちが華です。

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今日も昨日と同じか?

今年も去年と同じだった。

去年もかじ通が遅れて年内に届けられなかった。今年は年内に作成できたが、一部の生徒にしか年内に渡せなかった。やっぱり12月はいろいろなことが起こる。

年賀状の作成は生徒と居合の先生に先に出しておいて、友達は後回しにした。

世の中では年賀状をやめる方向に行っているようだが、はがき一枚で関係がつながるのなら安いものかもしれないと思い、いまだに続けている。

冬休みに入り、上鶴間中に剣道の稽古に行った。(剣道の先生に呼ばれて行った)

張り切りすぎて首を痛めた。1年近く見ていなかった2年生の身長がずいぶん伸びていて驚いた。

居合の大先生が事故にあわれて、しばらく表に出ていなかったが、来年から頑張ると言っていた。

塾長も六段の審査が近づいてきた。そろそろ本気で稽古を増やさなければならない。

学ぶとは誠実を胸に刻む事  教えるとは、希望を語ること

                      ルイ・アラゴン