東林間の教室も3月で終わりを迎えました。2010年6月開校から、この場所でやってくることができたのも、生徒・保護者のみなさま、地域のみなさまのおかげだと本当に思っております。
閉校のうわさを聞きつけて、多くの卒業生が来てくれました。何年振りかに再会した卒業生もいました。中学生だったころの面影を残しつつ、お互い年を取ったことを確認しました。
卒業生たちは、これから社会に出て活躍していってくれるわけですが、塾長は入れ替わるように社会から引退していきます。
正直なところ、こんなにも早く引退するとは、自分でも思っていませんでした。仕事にストレスはありませんし、嫌な仕事でもありませんでした。しかし、経営や教育のプレッシャーは重く、単純な話でもなくなってきました。体力の衰えとともに、情熱や勢いだけでやっていくことは難しく、対応できる範囲に狭めることを選択しました。ずっと続けるかもしれないと思っていましたが、年を重ねるということは、いろいろなものを変化させるようです。
この塾は、卒業生がちらほら来てくれるのですが、コロナの時期から変化が出てきてしまいました。『新しい生活様式』は、人々の間に見えない壁や溝を作っていたのではないかと思います。
卒業式や修学旅行が無くなった年もありました。ソーシャルディスタンスなど、物理的な距離は精神的な距離も作ったのではないでしょうか。ようやく元の生活に戻りつつありますが、コロナ禍から6年、この影響は多くの人の心の奥底に強く影響が残っているのではないでしょうか。
4月から梶原塾は新たなステージが始まります。
思い切った少人数制で定額制。
塾生にも塾長にも、いい結果がもたらされるのではないかと期待しています。
ただ、懸念していることもあります。
卒業生が気軽に立ち寄れなくなったのではないかということです。
このことは、塾長の次の課題として残しておきます。
梶原塾は、名前もWebもLINEもずっと残しておこうとは思っています。
いつかまた別な形でやり直すかもしれません。
一回、自分の人生をしっかり見つめなおし、残りの人生、やりたいことをやり切ってみたいと思います。
今日も昨日と同じか?
============================
伝統文化とは
日本刀は危険物なのだろうか。
公民館を利用して居合道を稽古しているが、日本刀の真剣を使用することが禁止されているようだ。理由は危険物の持ち込みができないことらしい。
危険物とはなんだろうか。それでは調理に利用する包丁はどうだろうか。
もちろん包丁を禁止するところはないだろう。
こんにゃくゼリーをのどに詰まらせて死亡する事故があったとき、こんにゃくゼリーが危険だということになった。しかし、餅をつまらせて死亡する事故があっても騒ぎにならない。
居合・剣道はこの国の国技である。
いつしか国民は伝統工芸品である日本刀の文化を捨てるのだろうか。
一文は無文の師、他流に勝つべきにあらず。きのふの我に今日は勝つべし
新陰流兵法