大変恐縮ではございますが、このたび本を書きました。
いつも私が話している事や思っていることをまとめています。
大変恐縮ではございますが、このたび本を書きました。
いつも私が話している事や思っていることをまとめています。
今日は東海大付属相模高等学校中等部の塾対象説明会に行ってきました。
いつも挨拶していた先生が栄転され、ちょっと寂しかったです。
来年の入試は中学校の定員を減らすそうで、少人数制になるそうです。受験は厳しくなるのでしょうか。
昼過ぎに東海大相模を後にして、有馬高校の体育祭に行ってきました。
見通しが甘かったです。
車で行ったのですが、簡単にコインパーキングがあると思っていたのが大間違い。
何にもなくて車で通りすがってみてきただけでした。
周りは田んぼで、落ちたら怖いなぁと思いました。
のどかなところにある学校でいいですね。
受験サポート塾 ジーク 塾長 吉原先生との対談です。
今回は大学受験の難化についてです。
県立高校も私立高校も受験が終わり、塾長もほっとしています。
入試が終わったと思ったら期末試験があったので、ツラいけどがんばりました。
今年は受験生が多く、いつもよりも大変でした。そのせいか受験が終わったら塾に人が少ない状況がとてもさみしく思います。
みんなは進級・進学しますが、何のために勉強するのかを自分なりに考えて、そして納得してもらいたいと思っています。
『本当に勉強したくないのなら、やらなくてもいい』
と塾長はいつも言っています。
人から言われて中途半端に勉強していたら、満足のいく結果にはなりませんし、誰も得をしません。
『なんで必要のない勉強をしているのだろう』と言い始めて勉強から逃げます。
もちろん、『勉強はこれぐらいでいい』と決めるのもかまわないと思っています。
要は勉強するのか、しないのかという意思が欲しいのです。
と言っても将来のことなど分からないと思います。
自分が後悔(こうかい)しないようにするにはどうしたらいいか。考えてください。
高校や大学の名前は何かのきっかけになるかもしれませんが、人生を決めるものではありません。
塾長がその辺を歩いていたって、どこの大学を出たかなんてわからないですよね。
見た目では当然分かりませんし、行動を見ても分かりません。
どこかの塾の先生が
「塾講師は、社会に順応できずに、たまたま勉強だけは出来た人がやっていることが多い」
と言っていました。
言い得て妙。(うまい言い方という意味)
塾長はむずかしい事にばかり挑戦してきました。高い山に登りたかったんだと思います。
でも、どの山も高すぎて自分には無理だと途中であきらめました。
中途半端かもしれませんが、頂上が見え始めるぐらいまでは登ったつもりです。
登りもせずにあきらめたのが一つ。『宇宙飛行士』
当時はロシア語が話せないとダメだったことと、物理が出来なかったので応募すらしませんでした。でも、努力をしている姿は、だれもバカにしません。
———————–今日も昨日と同じか?————————–
3月はきびしい。
大学受験も高校受験も終わってひと段落。学年末テストも終わってふた段落。
1年で一番暇な月が3月だ。
人でいっぱいだった塾は授業が埋まっていても人が少なく感じる。
といっても既に次の受験の計画を頭の中で考え始めているけど、塾を巣立っていく生徒を思うと心配とさみしさがこみ上げてくる。
中学卒業で退塾した生徒も大学の合格を知らせに来てくれた。
3年間ってあっという間に過ぎるものだ。人の子の成長は早い。
1年前に稽古をつけた中学生が、今では普通に試合したら勝てないだろうと感じた。
また次の受験に向かってがんばろうと思。その前に確定申告だ。
人生の希望は勤勉が決める 中国のことわざ
『1年の計は元旦にあり』と言われています。
この1年間の計画は元旦に立てるということです。何かを始めるには、最初にしっかりとした計画を立てるようにしましょう。
以前に翠嵐高校が新入生に配ったプリントにも同じようなことが書いてありました。
「最初に立てた目標よりも、途中で高い目標に変えることは難しい」ということです。
100m走で、みんながすでに50m走り終わっているのに、それに追いつくのは無理に近いです。
合格する自信は、勉強する以外に付きません。
—————今日も昨日と同じか?———————
今年は去年よりも成長したい。
クセというのは、強い意志が無いと直らない。
江戸時代のある居合の先生は、弟子の足の位置が悪いことを注意していたが直らないために弟子の足に刀を刺したそうだ。それ以来、足の位置は直ったらしい。
生活習慣も同じことで、いつもやっていることはなかなか止められない。
中高生だと学校から帰ったら寝てしまう生徒がおそらくいるだろう。
寝るのは気持ちがいい。一度寝たら最後。寝ないと体が持たなくなる。
塾長は夜が遅いので、朝は遅い。頑張れば早く起きられるけど夜がつらくなる。
年を取ったら別に不都合はないが、大学受験まで勉強が続く学生がそれでは困る。
夕方に寝る習慣が出来てしまったら地獄行き。受験は君らを待ちません。
コンビニが24時間営業になったのは1975年だそうで、塾長が生まれた年です。
43年の月日を経て、24時間営業が少しずつ無くなっていっているようです。
やっぱり夜中や年末年始まで働くことへの疑問や、人手不足の問題があるようでした。
日本人は働きすぎなのか?
一概にそうとも言えないようです。先進国ではアメリカや韓国の方が働いているようです。
年間労働時間 韓国:2024 アメリカ:1780 日本:1710
(経済協力開発機構より)
「日本人は勤勉で働きすぎ」というのは戦時中から昭和までのことのようです。
江戸時代までは武士は週に3日ぐらいしか働いていませんでした。
「日本人は働きすぎ」ではなく、「日本人に限らず、働きすぎる人がたくさんいる」
ではないでしょうか。
「深夜や年末年始は休むべき」ではなく、「深夜や年末年始は休む選択肢もある」だと思います。
世間の休みが増えることはよいのですが、休んじゃいけない人たちもいます。
警察や病院は休めない人たちがいるのは理解できるでしょう。
働くことに対していろいろなルール(法律)はあります。あるべきです。
基本的には、働きたい人は働いて、休みたい人はもっと気軽に休めるようになればと思います。
この塾は年間70日休みがあります。(労働者の年間休日の平均は120日)
このうち、テスト前講習や年末年始で15日ぐらいが無くなります。
世間の半分以下の休みですが、塾長はまったく問題ありません。
(休みたいとは思いますが) 塾長は、必要とされているうちが華です。
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今日も昨日と同じか?
今年も去年と同じだった。
去年もかじ通が遅れて年内に届けられなかった。今年は年内に作成できたが、一部の生徒にしか年内に渡せなかった。やっぱり12月はいろいろなことが起こる。
年賀状の作成は生徒と居合の先生に先に出しておいて、友達は後回しにした。
世の中では年賀状をやめる方向に行っているようだが、はがき一枚で関係がつながるのなら安いものかもしれないと思い、いまだに続けている。
冬休みに入り、上鶴間中に剣道の稽古に行った。(剣道の先生に呼ばれて行った)
張り切りすぎて首を痛めた。1年近く見ていなかった2年生の身長がずいぶん伸びていて驚いた。
居合の大先生が事故にあわれて、しばらく表に出ていなかったが、来年から頑張ると言っていた。
塾長も六段の審査が近づいてきた。そろそろ本気で稽古を増やさなければならない。
学ぶとは誠実を胸に刻む事 教えるとは、希望を語ること
ルイ・アラゴン
去年もこの時期に部活や他の活動のことを書きましたが、今年も書きます。
ある大学生がネットで言っていたことが、塾長の言うことと同じだったので紹介します。
バンドでも野球でも、もちろん勉強でも、打ち込むことがあればそれだけを頑張れば良いと思います。
勉強は強制ではありません。
ただし、勉強しない覚悟も無いのに勉強をさぼらない事です。
「打ち込む」というのはダラダラと続けることではありません。
「勉強はコスパが良い」と言っていました。例えば、野球や陸上競技、美術や歌手は努力ではどうにもならない才能があります。
勉強はそれほど才能を必要としません。(必要無いとも言いません。)
正しく勉強すれば、ある程度の成果が確実に出ます。
要するに、やるべきことを自分でしっかり決めなさいってことだと思います。
塾長の先輩は、超難関高校を出て大学に行かずに就職しました。
また、ある先輩は勉強もせずに部活ばかりやっていました。「今しかできないから」だそうです。
その年は大学受験もせずに1年浪人して大学に進みました。
本人にしっかりした意思があれば、周りの大人も何も言わないのです。
塾長は中3のときに学級委員長(今で言う評議?)を1年間通してやらされましたし、この時期に駅伝も出さされました。(剣道部なのに)
だから強く言えないのですが、優先順位はしっかり付けなければいけません。受験生にとって今一番優先すべきことは勉強です。
優先順位は「やりたい順位」ではありません。
特に成績がギリギリの生徒は想像してみてください。受験に失敗した時のことを。
実際に失敗したときは、想像した1000倍辛いと思ってください。
不合格になる生徒は必ずどこかにいます。
その責任は自分自身です。
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塾長語録 『今日も昨日と同じか?』
結果と気持ちは同じではない。
今年も水鴎流古伝武道大会に出場してきた。往復300kmして初戦敗退してきたわけだ。
去年と違うところは、出す技を変えたことだ。
小技を出して勝つよりも、負けてもいいから超大技を出して楽しくやることを目的にした。
今月は居合道の審査もあった。弟子が二段に合格した。
審査会場を見てみると小学生の姿が何人かあった。二段の最年少がうちの息子だったが久しぶりの子供の居合道家だ。将来が楽しみだ。
武道大会でも小学生の居合道家がいた。柳生新陰流の門弟で、いい居合を抜いていた。
今年も多くの生徒と卒業生に誕生日を祝ってもらった。
また1年間のやる気を補充できた。感謝してもしきれない。
笑われて笑われて強くなる
太宰 治