爵位

雪が降りました。
塾長です。こんにちわ。

 

普段は漢字の勉強は塾ではやらないのですが、自習時間や宿題でやってもらう事があります。

 

読めたり書けたりはできるようになりますが、中には意味の分からないものが出て来ます。

意味が分かっていないと、覚えても使えません。

それを気付いてあげないと、やみくもに覚えて行ってしまいます。
私は漢字が得意な方なので、いろいろ解説してみたりします。(一応漢検2級)

 

生徒が学習中に
『爵』という感じが出て来ました。

伯爵とかの爵です。

 

ちょうど受験生が明治維新のところを復習していたので、こちらが逆に質問する形で話を始めました。

『華族』というものが出て来ますが、この家族はどんな地位の人か?

爵位とは何か?・・・まず、爵位という言葉がみんな分かりませんでした。

 

髭男爵という芸人が以前流行りましたね。

でも男爵というのがどういう存在なのかは分かっていなかったようです。

 

爵位は5段階あります。

五爵(華族と呼ばれる人たちがこれらです)
公・侯・伯・子・男・・・・・優位順

公爵(こうしゃく)・・・日本では公家(摂関家・天皇の外戚など藤原家や近親者
   中国では皇帝の下の王
侯爵(こうしゃく)・・・大名・藤原氏など一部の貴族
   中国では王の下
伯爵(はくしゃく)・・・大名・少し遠い天皇の外戚・藤原家
   国家に功績があるもの。
   中国では伯は覇者の覇でもあり、軍事の権限があるとされていました。
子爵(ししゃく)・・・国務大臣ぐらい
男爵(だんしゃく)・・・大名の分家など  英語だとバロンですね。

 

ジブリのカリオストロの城に出てくる悪いおっさんはカリオストロ伯爵です。
そして、出てくるクラリス姫は大公(公爵の上)の娘です。

 

 

いまでもテレビやマンガでは爵位が時々使われているので、知っているといいですね。

 

 

「面白くなってきやがった」(次元大介)

 

 

 

 

 

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