英語は必要なの?

グローバルという言葉は、みなさんも聞いたことがあると思います。世界を一つとしてみる考え方で、地球全体主義とでも言うのでしょうか。

 

日本は外国からいろいろなものを買わないと生きていけません。

 

食料自給率というのを聞いたことがあると思います。日本人が食べるものを、どれぐらい日本で作っているのか。外国から輸入しているものがなくなると、ほとんどの物が食べられなくなるというのを聞いたことがありませんか?

 

食料自給率=37%

 

半分以上が外国にたよっているということになります。しかし、この数字、カロリーベースといって、食べ物の栄養価(カロリー)で計算されているのです。

というのは、小麦粉や砂糖など、カロリーの高いものを輸入しているので、実際に食べているものを見てみると、意外と日本で作られているものが多いはずです。特に野菜などです。

 

とはいっても、日本は外国から物を買わないと今の生活が成り立たないのは変わりません。

 

では、日本はどこの国から物を買っているか。それは中国とアメリカが多い。

 

みなさんは、グローバル社会で生きるために英語を勉強しています。(文部科学省の文章に書いてあります。)

どこかの学校の副校長先生が、「グローバルは英語だけじゃない」といっていました。塾長もそう思います。数で言うと、中国語を勉強しなければいけないはずです。しかも日本のすぐ近くの国です。

 

英語が急に難しくなって1年たちますが、良くなったのでしょうか。英語が話せる日本人は10人に1人いるかいないかぐらいだそうです。

 

そりゃそうだ。だって英語が必要な人ってそんなにいないでしょ。英語が話せる人の中には英語教師だっているでしょう。そういう人は教えているだけで、生活で英語を使うわけではありません。

周りの誰も英語を話していないのに、英語を勉強しようと思うはずがない。

 

塾長が子供のころの30年以上前から英語が必要と言われてきました。しかし、英語だけが必要なわけではない。国は英語教育をまるごと考え直したほうがいい。

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今日も昨日と同じか

将来は誰にも見えないが、流れを変えるのはむずかしい。

 

塾長も今月で塾を始めて13年目になる。干支が一回り回ったわけだ。

もう子供がいる卒業生もちらほらいる。

何が成功かはわからないが、勉強ができてもできなくても、みんながんばっているようだ。

 

漁師の子供が、親の反対をおしきって漁師になったというニュースを見た。歌舞伎役者の子供も歌舞伎役者に、国会議員の子供も国会議員に。

塾長には、その人たちが、どうして親と同じ仕事をしているのかはわからない。

 

しかし、流れを変えるのは難しいのかもしれないと思った。

 

晴れてよし 曇りてもよし 富士の山 もとの姿は 変わらざりけり

                                                   山岡鉄舟