中学校では期末テストが終わり、高校生は中間が終わって期末テストが始まるころです。
中学生のテスト前の約2週間の勉強時間を見てみました。
だいたいの時間ですが、一番勉強した生徒と、勉強していない生徒を見てみましょう。
一番勉強した生徒(3年生) 60時間前後(去年は80時間ぐらい)
一番勉強していない生徒(1、2年生) 15時間前後
4倍ぐらい違うのですが、今年は去年よりだいぶ少ないです。
受験生優先なので、1年生は少し早めに帰宅してもらっていました。
2年生の勉強時間が少ないことが特に目立ちます。塾長は毎年のことなので、2年生が勉強しないことには慣れているのですが、解決策はなかなか見つかりません。
しかし、普通に順調な成長過程だとも思っています。
『中学生の時に、もっと勉強しておけば良かったなぁ』と思うことは普通です。
塾長だってそう思いました。
時間はみなさんに平等にあたえられています。自分の勉強時間をたしかめてみてください。
成績が上がらなかったら、もっと勉強しないといけないということです。
『勉強している時間』を増やさなければ、学力は上がりません。
勉強している時間とは、授業を聞いている時間ではなく、ましてやボーっとしている時間ではありません。自分で考えていたり覚えたりしている時間です。
宿題は勉強ではありません。作業です。『宿題をする』であり、『宿題を勉強する』とは言いません。
勉強は質も量も必要です。まずは量を増やすことです。無駄を経験しないとわからないことがあります。最初から効率よく勉強はできません。
あと、自分のやり方で勉強したいということも毎年聞きますが、偏差値が70を超えるような、塾長に教えられる必要が無いぐらい出来るようになったら言ってください。
もっと勉強すればよかったという後悔は、取り返すことができません。自分に納得のいくようにしてください。
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今日も昨日と同じか
雨だと気分が乗らないのは動物でも同じらしい。
花札は知っているだろうか。和製のトランプだろう。その中に、おっさんが雨の日にカサをさしている絵のカードがあり、横でカエルが木の枝に向かってジャンプしている。
このおっさんは小野道風(おののとうふう)といって、自分の実力に悩んでいた。そこで雨の日に1匹のカエルを見た。そのカエルは枝につかまろうと何度もジャンプしては失敗を繰り返していた。何度も何度もチャレンジするうちに、ついに枝をつかんだ。
道風はこのカエルを見て、あきらめずにチャレンジすることを学んだのだ。
このおっさんとカエルの絵札は、雨という種類のカードだ。「小野道風とカエル」は強力なカード、雨は雨でも気分の良い雨である。
道をえらぶということは、かならずしも歩きやすい安全な道をえらぶってことじゃない
ドラえもん