本年度の全ての受験が終わりました。
受験とは、いったい何のために頑張っているのか。
いろいろ理由はつけられると思います。しかし、納得のいく答えはなかなかない。
中学受験や高校受験は、だいたいが同じような学力の生徒が集まっています。それでも3年ぐらいたつと学力に大きな差が出てきます。
では大学はどうでしょう。
推薦で入ってきた学生と、受験をして入ってきた学生では大きな学力の差ができているが、卒業するころには差がわからない。逆転現象とでも言うのでしょうか。
これからは大学名だけでは判断できない世の中になると思っています。もっとわかりやすい実力が求められていくのではないでしょうか。
学校の先生でいうと、東京大学でも○○大学でも同じ学校の先生、給料も同じ。あとは総合的な人間力が必要になっていきます。
総合的な人間力ってなんだ?ってことになりますが、一応決まっている説明があります。
文部科学省によると
『豊かな人間性や社会性、コミュニケーション力、同僚とチー ムで対応する力,地域や社会の多様な組織等と連携・協働できる力』
だそうです。
人との関わり合いがとても重要だということがわかります。塾長が苦手なところです。
いくら勉強ができても、偏差値の高い高校や大学にいっても、総合的な人間力が弱いと、会社でうまくいかなかったり、地域でもうまくいかなかったりすることでしょう。
「一人で生きていくから大丈夫」という人もいるかもしれません。
しかし、この国で生きている以上、誰かのお世話にならない人は、事実上いません。
今はわからなくても、いつか役に立つときがきっとくる。
そう信じて勉強していってほしいです。
今日も昨日と同じか?
===================================
緊張の連続だったがひと段落。
みんなも知っているとおり、塾長は教育実習で近くの私立学校にお世話になっていた。
47歳で教育実習を受けられるとは自分でも思ってもみなかった。
受け入れてくれた学校や生徒には感謝してもしきれない。また、塾でも塾長がいなかったことで迷惑をかけた。みんな頑張ってくれた。また、実習は早く帰ることができたから助かった。
塾長は恵まれている。また大学に行くことができたし、教育実習も受けることができた。
社会科の教員免許を取得するが、今のところ塾が第一。
塾がつぶれたらアルバイトでもしようかと思う。まずそうならないように塾をがんばる。
お会いしたその日から、別れの時の来るのが辛うござんした
男はつらいよ 車 寅次郎