夏休みの成果

夏期講習お疲れさまでした。

模擬試験も終わり、夏の疲れがたまってきたかもしれません。

 

今年の夏もみんなよく頑張りました。

頑張ったら、頑張った分の成果があります。それは点数だけにかぎったことではありません。

効果がすぐに出るともかぎりません。

頑張った成果というのは、明日にも出るかもしれませんし、10年後かもしれません。

もしかしたら死んだあとかもしれない。

 

塾長は塾の休みの間は大学に行っていました。この4年間は毎年大学に行っていて、塾長には夏休みというものがありませんでした。

 

 

塾長は何のために大学に行っているのか。

 

 

みんなはこれから進学していって、頑張り次第でなんにでもなれる可能性があります。

塾長にも可能性はあるかもしれませんが、みなさんの可能性に比べればゼロに等しい気がします。

塾長が勉強した成果は、みんなに勉強を教えることでお返しします。

 

 

そもそも、成果が無ければいけないものなのか

勉強したら、将来役に立たなければいけないものなのか

 

 

ちょっと思うのは、みんなが思っている『将来役に立つ』っていうのは、はっきりしすぎていると思います。(具体的すぎる)

 

 

無駄だと思うことに時間をかけられるのはうらやましいです。

 

塾長は来月で48歳になります。

定年まであと12年。そろそろ老後が心配になってきました。

 

今からなにかを習っても、それを活かせる残り時間が少ない。

若いっていうのはうらやましい。まあ、塾長も若いころはあったわけですが。

今日も昨日と同じか?
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再会の連続

 

夏期講習が終わるころ、数年前に卒業していった生徒たちが塾に訪れた。

就職の内定を報告しに来てくれた生徒、塾が終わるころに突然数人で塾に来て酒を飲んで話に来た生徒、仕事帰りに一緒に飲みに行った生徒、多くの再会があった。

この塾を覚えていてくれることもうれしいし、小学生だったあいつらと酒を飲む日が来るというのもうれしかった。

そもそも、それぐらいしか塾長には楽しみが無い。

 

コロナのせいで卒業生と飲む機会が無くなっていたが、ようやく元に戻りつつある。

しかし、そろそろ塾長も歳だ。いつまで元気でいられるか。

 

笑われて笑われて強くなる

         太宰 治(作家)