「チョコレート戦争」という本を小学生のときに読みました。
内容もおもしろかったのですが、今でも覚えているところがあります。(内容は紹介しません・・・)
「靴磨きにも誇りがある」
仕事にエラい、エラくないはありません。何事にも一生懸命にやる人はチャンスが多いということ。
仕事に失敗して、靴磨きとして再出発した登場人物は、ケーキ屋さんとして成功します。
だれでも一生懸命にやれば成功するのかといえば、それは違います。
どんなに頑張っても失敗するときは失敗する。
でも、この国の人は頑張っている人を怒れないという習性があるように思います。
実際はそんなに単純ではありませんが、自分の道は自分で開くしかありませんし、結局は自分が頑張らないといけない。
無理をする必要はありませんが、無理をしないといけないときもあるんです。
今の子供たちは昔に比べてマジメだと思います。それと同時に、欲が無いようにも思えます。
塾長みたいに、単純に給料が高いという理由だけで弁護士を目指すような子供はいないようです。
別にそれはいいと思いますが、「偉くなりたいわけじゃない」「尊敬されたいとは思わない」などはよく聞きます。「自分の好きなことだけやりたい」ということですが、これは良いとは“言えない”のです。
それはなぜか。
この国の教育の目的は、『人格の完成』だからです。
簡単に言うと、人格者(尊敬されるような素晴らしい人)にすることです。だからといって、完璧な人間になる必要はありません。あくまで、完成された人間を目指して努力し、自分に合ったものを見つければいいということです。
完璧な人間なんていません。目指すことで意味を見つける。
教育は、はじめは大人たちの考え方の押し付けです。
君たちが望む、望まないは関係ありません。
だけど、押し付けられたということは、大人になった時にそれが間違っていると思ったら、世の中を変える権利があります。ぜひ挑戦してください。
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今日も昨日と同じか?
何も気にしないのは無関心なのか。
ちょっと前に、店で『ごはんが勝手に少なくされた』といって怒っている女性がいた。まあ、同じお金を払っていれば男性より少なかったら怒るのも無理はない。逆に男性は勝手に大盛になることも時々ある。
塾長は甘いものが好きだ。二人でバナナシナモントーストとベーコンエッグチーズトーストを注文すると、女性の方にバナナシナモントーストがだまって置かれる。そして支払伝票が塾長に渡される。『甘いものは女性、お金を払うのは男性』という文化がまだ残っているのだろうか。
塾長はあんまり気にしていない。だが、これからは気にしなければいけないのだろうか。
「女だって大盛食わせろ」と言っていたが、「塾長にもケーキ食わせろ」?
もう塾長は変えられない気がする。若い人たちが変えていってくれればいい。
美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい
オードリー・ヘップバーン